テーマ:モバイルよもやま(4413)
カテゴリ:ユビキタス
電子書籍の早期普及に向け、各社の相乗りが加速している。ソニーとパナソニック、紀伊国屋書店(東京都目黒区、高井昌史社長、03・6910・0502)、楽天の4社は13日、2011年後半から、それぞれが取り組む電子書籍ストアや同端末を相互接続できる環境の実現を目指すと発表した。シャープは電子書籍サービスで、他社のスマートフォン(多機能携帯電話)でも利用できるソフトの無償配布を始めた。
ソニーは専用端末、紀伊国屋書店はスマートフォン向けに電子書籍サービスをすでに開始。一方で楽天はパソコン向けに電子書籍を販売するが、年内にモバイル端末向けにも展開し、パナソニックも同事業の立ち上げを計画する。 これら4社で相互乗り入れを実現するほか、購入者が購入コンテンツを一元管理できる環境や、ポータルサイトの開設、ソニーなどが出資するプラットフォーム会社のブックリスタとの連携などを検討する。 シャープはカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)との共同出資会社「ツタヤガラパゴス」を通じて、専用端末「ガラパゴス」や、自社スマートフォン向けに電子書籍を販売してきた。 今回は新たに他社スマートフォン向けソフトを米グーグルが運営するサイト「アンドロイドマーケット」で無償配布し、利用可能な端末を拡大。コンテンツ販売での事業拡大を狙う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
June 14, 2011 06:09:48 AM
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