テーマ:モバイルよもやま(4414)
カテゴリ:携帯電話・モバイル
スマートフォンはいわば、小さなパソコンだ。その小さなパソコンを大きなパソコンと組み合わせることで、いままででは考えられなかったほどの便利さが手に入るのだ。
スマートフォンの猛普及で、パソコンの立場が微妙なものになっている。たいていの用事はスマートフォンで事足りるので、まずプライベートからパソコンを使わなくなり、新たに買わなくなる面がある。一方で、スマートフォンを使えば使うほどパソコンとの連携に便利さを感じるようになり、新しいパソコンに買い替える人もいるようだ。(夕刊フジ) 実際、スマートフォンは単体でも便利だが、パソコンと連携させることで便利さは高まる。たとえば、電話帳の管理について考えてみよう。アンドロイドスマートフォンでは、連絡先(アドレス)をグーグルメールの連絡先として保存できる。この保存や管理作業はパソコンでも可能だ。パソコンの大きな画面とキーボードで整理し、その後スマートフォンで連絡先を開けば、その整理の結果はスマートフォンにも反映されている。 アプリのインストールも同様だ。グーグルのアンドロイドマーケットをパソコンで見ていて、便利そうなアプリを見つけたとする。その場でインストールを実行すれば、数秒後にはスマートフォンにアプリがダウンロードされている。これもまた、スマートフォン単体でもできるが、アプリの探しやすさなどは圧倒的にパソコンの画面のほうが上だ。 日本語入力も連携できる。たとえば、ジャストシステムはスマートフォン用に日本語入力ソフトATOKを提供しているが、このATOKは、パソコンで使っているATOKと学習や登録単語などを連携できる。パソコンとスマートフォンのATOKとひもづけておけば、より効率のよい日本語入力がスマートフォンでもできるようになる。 連携用のアプリも登場している。「AirDroid」というアプリはスマートフォンを無線LANでパソコンと同じネットワークにつなぐことで、パソコン側からスマートフォンをコントロールすることができるようになる。音楽や写真などのファイル管理やアプリのアンインストール、着信音の指定やSMSの送信までできてしまうのだ。 また、クリップボードの内容を両者でやり取りできるので、パソコンで見ていたウェブページのアドレスをスマートフォンに送って出先で見たり、スマートフォンで見つけたページのアドレスをパソコンに送り、大きな画面でじっくり読むこともできる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
December 17, 2011 11:51:42 AM
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