テーマ:モバイルよもやま(4414)
カテゴリ:携帯電話・モバイル
マイクロソフトに代わって今年、基調講演に抜てきされたのは、携帯電話用半導体大手クアルコムのポール・ジェイコブスCEO。
「モバイルの企業がこの場に立つのは、これが初めてだ」と述べて約3000人の参加者から拍手を浴びた。過去20年余り、マイクロソフトがパソコン市場の成長とともに、トレンドを予見していた時代が終わり、モバイル関連の端末や技術に焦点が大きく舵を切ったことを浮き彫りにした。 ジェイコブス氏はまた、「世界の携帯電話の加入数は64億台となり、総人口に迫る勢いだ。また、開発途上国の多くの人にとって、パソコンに出会うよりも前に手にするコンピューターは、いまや携帯電話だ」と強調。多くの人がパソコンではなく、スマートフォンやタブレット端末などを当たり前のように使って生活している時代を「ボーン・モバイル(Born Mobile)」と名付け、今後の同社の戦略を披露した。 ショーへの参加を止めたマイクロソフトのバルマー氏も飛び入りし、昨年秋発表した「ウィンドウズ・フォン」を宣伝。舞台を去る際、ジェイコブス氏とともに、「ボーン・モバイル!」と二人で声を合わせて叫び、マイクロソフトもモバイルへの取り組みを進めていることをトップセールスで強調した。 展示会場でマイクロソフトの跡地に入ったのは、中国の家電大手、海信集団(ハイセンス)。広いブースを白と青で統一し、インターネットにつながる大型画面テレビ「スマートTV」などを全面に打ち出した。 同様に中国の携帯端末大手、華為技術(ファーウェイ)はスマートフォン2機種だけの発表に、報道陣が殺到。招待状がない報道陣は、別室でビデオ中継を見守る形になった。 発表は、世界で最大となる6.1インチスクリーンを持つスマートフォンと、防水加工がされた5.5インチスクリーンのスマホ。スマホに水を注いだり、床に落として強度を見せる会見に、記者が固唾を飲んだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 15, 2013 05:48:13 PM
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