テーマ:モバイルよもやま(4414)
カテゴリ:PC
NECがインターネット接続(プロバイダー)子会社のNECビッグローブを売却する方針を固めたことが10日、明らかになった。近く入札を実施する。NECは7月にスマートフォン(スマホ)事業から撤退するなど、消費者向けの事業を縮小している。業界4位で個人を中心に302万人の会員がいるビッグローブを売却。経営資源を成長の柱に位置付ける社会インフラ事業に振り向ける。
NECは三井住友銀行など他の株主企業に売却の意向を伝えた。78%保有する全株式を売却する。売却額は数百億円規模になる見通し。年度内には売却を終えたい考えだ。 ビッグローブは2006年、NECがプロバイダー事業を分社化して設立した。13年3月期の売上高は841億円。損益は明らかにしていないが黒字という。ビッグローブはプロバイダー事業に加え、最近は法人向けのクラウドサービスなど事業の多角化を進めている。NECは、ビッグローブ単独では今後大きな成長は見込めないと判断、売却に踏み切る。 ビッグローブは09年、同業で富士通系のニフティ、インターネットイニシアティブ(IIJ)などと提携を模索した経緯がある。ビッグローブ売却が業界再編の呼び水となる可能性もある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 11, 2013 07:31:25 AM
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