テーマ:モバイルよもやま(4414)
カテゴリ:携帯電話・モバイル
京セラは2015年3月期の携帯電話端末の世界出荷台数について前期見込み比10%増の1320万台以上の水準を目指す。雑踏でも音声が聞き取りやすい独自機能や、防水・堅牢(けんろう)性を打ち出した端末を武器に北米と日本の両市場で拡販する。一方、スマートフォンの成長市場として期待される中国での顧客開拓については「今後の検討課題」(能原隆通信機器関連事業本部マーケティング部長)とした。
京セラは北米で携帯端末事業を強化している。11月から米4位の通信事業者のTモバイルに対してスマホ「ハイドロXTRM」を供給することを決め、AT&Tを除く米通信大手すべてと取引する体制を整えた。防水機能PR用のコップなども提供するというきめ細かい販売店支援を行い顧客開拓する。 京セラの北米市場での13年上期(1-6月)の端末販売シェア(台数ベース)は4位(6%)で、日本メーカーではトップ。「今後も低・中級機市場にフォーカスしてシェアを伸ばしていきたい」(能原部長)とした。 日本市場については13年度上期(4-9月)の端末販売シェア(台数ベース)は4位(10・3%)だった。「スマホが堅調なほか、9月発売の従来型携帯『グラティーナ』が好調」(同)と説明した。 京セラの14年3月期の世界の携帯出荷台数見通しは前期比9%増の1200台で、7割が海外向けになる見通し。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 20, 2013 10:23:09 PM
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