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November 22, 2013
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カテゴリ:車・ITS
2年に1度のクルマの一大イベント、「第43回東京モーターショー2013」(主催・日本自動車工業会)の一般公開が23日から始まる。12月1日まで東京・江東区の東京ビッグサイトで開催される。今回のテーマは「世界にまだない未来を競え。」"Compete! And shape a new future."。新コンセプトの商品、デザイン提案、新エネルギー利用、先端技術を駆使した次世代交通システムのありようなど、あらゆる角度からクルマの未来を検証し、その姿を具体的に演出する。クルマファンのみならず、未来世界に関心のあるすべての人が心から楽しめるコンテンツが東京ビッグサイトを埋め尽くす。

  ■世界にまだない未来を競え

 クルマ、そして道路交通は今後、どのように進化していくのか、また商品としてのクルマのトレンドはどう変化していくのか-。今回の東京モーターショーの見どころは、まさに未来像の提案にある。

 第一の注目ポイントは、何といってもクルマのユーザーにどういう楽しみを提供していくかという、近未来のコンセプトカーの数々だ。

 今年のショーで顕著なのは、実用性だけでなく、純粋にクルマを楽しむというライフスタイルの提案である。これは国内市場のユーザーに、もう一度クルマの魅力に振り向いてもらおうというメーカーの"再チャレンジ"である。

 会場で目を引くのは、オープンカーのコンセプトモデル群だ。屋根を開放し、風を肌で感じながら爽快に走ることができるオープンカーは、市場規模こそ小さいが、ドライブの楽しみを純粋に追求しているという点で、クルマの魅力を訴求するための格好のシンボルとなる。

ホンダ、ダイハツはそれぞれ市販を意識した軽自動車規格のオープンスポーツカーを出品する。スズキも商品化は未知数だが、フルオープンになる軽SUVコンセプトを披露する。普通車ではトヨタ自動車が後輪駆動のスポーツカー「86」、トヨタ自動車東日本がコンパクトカー「アクア」をそれぞれオープントップに改装したものを出品する。独BMWも高級オープンスポーツ「4シリーズカブリオレ」を世界初公開している。

 オープン以外でも世界最速クラスのGTスポーツである日産自動車「GT-R NISMO」、流麗なスタイリングの高級クーペ「レクサスRC」、三菱自動車のプラグインハイブリッドSUVなど遊びの要素を入れた参考出品車が多数並ぶ。クルマを持続可能なものにする脱石油技術の提案も充実。今年のショーのトピックは、何といっても水素エネルギーを利用する燃料電池車だろう。世界の大手自動車メーカーが2015年の市販開始を宣言するなど開発競争が過熱するこの分野では、トヨタ、日産、ホンダが実用化を意識した燃料電池車のコンセプトモデルや小型・低コストの燃料電池モジュールなどを展示している。

 従来型の電気自動車、充電可能なプラグインハイブリッドカーも多数お目見えする。EV(電気自動車)では日産の斬新な形状のコンセプトカー「ブレイドグライダー」、仏ルノーが日本初公開するスポーツEVコンセプト「デジール」、BMWの新世代EV「iシリーズ」といった未来志向のモデルが耳目を集める一方で、社会実験が各地で始まるなど普及夜明け前の超小型モビリティEVについても、各社がユニークな提案を競っている。

出典:http://www.sankeibiz.jp/business/news/131122/bsa1311220502003-n1.htm






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最終更新日  November 22, 2013 09:57:36 AM
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