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2008.02.01
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カテゴリ:BOOK

PHPスペシャルという本(月刊誌)について。

文庫本ほど小さくもなく、ハガキをふたまわりほど大きくしたかんじの

手に取りやすく読みやすい本。

読みやすさはサイズに限らず、中身もすんなり読みやすい。

男性も読めないこともないと思うが、女性向けの本である。

本屋さんだけでなく、コンビニでもよく見かける。

わたしは以前からこの本のファンだったスマイル

人生において、何かを気づかせてくれたり、導いてくれる・・・

そんなかんじの本。

自分磨きの本とも言えるウィンク

 

昨日読み終えたのがコレ下向き矢印

          2月新春号♪

 

この前買った(ブログでも紹介させていただいた)斉藤茂太さんの本は

説教じみていて、わたしには合わなかったが、

PHPスペシャルは素直~~~に読めてしまうから、 フ・シ・ギきらきら

 

今月号(2月新春号)でいちばん印象的だったのは、

歌手の川嶋あいさんの記事。

(一部抜粋)

一瞬、心許なさを感じさせるほど繊細な歌声。しかし聴けば聴くほど、

大地に根を張る生命力がしっかりと伝わってくる。

「天命は変えられないけど、運命は自分で変えることができます。」

21歳の若さながら、揺るぎのない口調で言い切れるのは、

自ら「壮絶」と語る人生を生き抜き、時に切り拓いてきたからだろうか。

 

物心ついた頃は、温和な父と豪胆で明るい母から

あふれんばかりの愛情を注がれる、幸福な子どもだった。

人見知りが激しい娘を心配し、母は音楽教室に連れて行く。

それが、川嶋さんと音楽との出合いだった。

しかし10歳の時に父が亡くなる。見る見るうちに苦しくなる生活。

追い討ちをかけるように、12歳の時、自分が養護施設からの養女だったと知った。

あまりにも重い事実。受け止めきれずに、これまでの愛情を疑い

反発する娘に母は言った。

「血はつながっていないけど、私はあいを世界一、愛しているから。」と。

「その言葉どおり、母は命をかけて私を愛し、歌という贈り物をくれたんです。」

~ 省略 ~

ついには事務所を解雇―。心が卑屈な思いにとらわれた。

クラスメートたちの華やかな話題に入っていけない。方言が抜けない。

そして、3歳まで養護施設で育ったこと。

自分を肯定できるものが何一つなく、殻に閉じこもった。

 

殻を破るきっかけは、最後の賭として始めた路上ライブだった。

最初はラジカセとマイクだけ。誰も立ち止まってくれない。

惨めさに押しつぶされそうになりながら、成功を信じて待つ母を想い、歌った。

路上ライブ1000回、という目標を定め渋谷へ通う。

そんな川嶋さんに「協力するよ。」と声をかけてきたのが、

現在も一緒に仕事をするスタッフたちである。

ようやく光が見えてきた。

と、思った矢先、仕送りしながら励まし続けてくれた母が急死する。

天涯孤独という言葉が心を刺し、「私のせいで命を縮めたんだ。」と自分を責めた。

 

21歳という若さで経験してきた数々の試練。

それは自分では選べない「天命」だと川嶋さんは言う。






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最終更新日  2008.02.01 19:20:28
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