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テーマ:ノンジャンル。(2210)
カテゴリ:ひとりごと
さっき、あの人からまた電話があった。 「あ、來瑠未かい?」の第一声は、いつものあの人に戻った声・・・。 「けっこう遠くまで来ちゃった。」 「へぇ~、どこ?」 「吹割の滝。今日は帰れないや。」 「いいなぁー!!涼しいでしょう。わたしも行きたかったなぁ~、 こっちは暑くて・・・。」 「・・・ちょっと一人旅だ。じゃあね~。」 「うん。」
いつもの穏やかな声を聞いたら、 わたしも素直になれた。
“今日は帰れないや”・・・・・・・って? 最初の電話では、「2~3日」って言ったよね。 ま、コロコロ変わるのがまさやんだから・・・(苦笑)。 あ、わたし、いつの間にか「まさやん」って呼んでる。
お金もちょっとしか持ってないハズだし、 病院ではお風呂に入れなかったから、 ゆったりと浸かりたいだろうに。 退院する前は、 「家に帰ったら、まずはお風呂に浸かりたいなぁ~♪」って 言ってたね。
わたしがまさやんのお母さんに 退院の電話をしたのが悪かったのかな。 もし、電話せずにいれば、 まさやんは責められることはなかったんだ。 そして、こんなことにもならなかった・・・。 今さら遅いけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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