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テーマ:アメフト全般(93)
カテゴリ:鎧球馬鹿
アメリカンフットボールW杯川崎大会。 アメリカンフットボールは悪天候でも行われるスポーツだ。 台風が接近していた事もあり、開催すべきか相当協議が重ねられたことが HPからも窺えるが、「悪天候でも行われるスポーツ」という原則を貫き 予定通り日本VSアメリカの決勝戦は行われることになった。 日本代表が入場する際のDJのコメント 「“彼ら”は“彼ら”ではない“我ら”だ」 いい言葉だね。
アメリカンフットボールの母国とはいえ、アメリカ代表は学生中心。 なんとなくプレーからは“雑”な印象を受ける。 一方の日本はXリーグの選手を中心にしたメンバー構成で 経験値は高いが、やはりパワーでは劣る。 結果として全く互角の勝負となり 勝敗はタイブレークで決する事となった。 1回目の攻撃は双方共にフィールドゴールの3点づつ。 そして2回目の日本の攻撃、 やはりタッチダウンを奪えずにフィールドゴールを狙う事になった。 しかし金親の蹴りだしたボールはゴールの右へと逸れた。 今日唯一のミスキックがこの土壇場で出てしまった。 その裏にアメリカはフィールドゴールで3点を得て世界一を決めた。 野球のピッチャーなど“孤独”と評されるポジションは他のスポーツにもあるが アメフトのキッカーほどしんどいポジションは他にないんじゃないかと思った。 ポジションごとの分業進んでいるため“確実に3点を獲りに行く”場面でのみ フィールドに立ち、かつ他の誰もフォローできない。 しかも世界一を決める試合のタイブレーク。 金親はどれほどのプレッシャーと闘っていたのだろうか・・・想像すら難しい。 一つだけ念を押しておきたいのは 金親のミスキックが勝敗を分けたが、 1Qに金親が49Yのフィールドキックを決めていなければ タイブレークにも持ち込めずに敗れていたということ。 彼は決して“戦犯”ではない。 おつかれさまでした。 でも「よくやった」とは言いたくない。 選手たちもそう思っていないだろうから。 アメリカは“次も学生でいいや”と思っているだろうし 日本代表の選手もそれが一番悔しいに違いないと思う。 次は学生をコテンパンにしてやろう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.15 00:25:08
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