まいじー日記

2004/10/02(土)04:25

オペラ「椿姫」

今日はオペラ「椿姫」。帰宅時間で混雑する101のカープールレーンをすっ飛ばしてサンフランシスコへ。車を停めて時間があったので劇場近くの「クレープハウス」のごはんクレープで夕食。相棒が大好きなバークレーの「クレープヴァイン」にちょっと似てる。雰囲気はこっちの方がシックだけどクレープそのものはクレープヴァインの方がおいしい。 「椿姫」は大満足!ヴィオレッタ役のルース・アン・スヴェンソンさんの声がとにかくよくて感動倍増。軽やかで繊細で、ささやくようなピアノの声さえ透き通って響く。アルフレード役のテノールは声に甘みがあって役柄にあっていた。ジェルモン役も、隣の席の人が今まで聞いた中でいちばんのバリトンだといっていたので期待していたが、期待に違わずよかった。 「椿姫」は今まで観た「セビリアの理髪師」や「ラ・ボエーム」より台詞部分が少なく大部分を歌っている感じ。ストーリーの流れも自然だし。感情の流れが音楽の調子で表現され、同じ旋律が各所に出てきたりして(内容的にもつながっている)、すごく凝った作り。それとも私がやっとオペラに慣れてきてだんだんそういうのを味わえるようになってきたのかな? ふとした拍子に、隣の席のおじさまが、相棒の大学時代の知人(私も会ったことある)の元上司だったとわかり、会話が弾む。元外交官、元ハーバード教授。ハーバードではビル・ゲイツに教えたこともあるそうで、その後ボンベイで彼と食事したとか。ハワイにも友人がいるそうで相棒とビーチの話でも盛り上がっていた。なんだかすごい偶然だ。

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