746212 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

まいじー日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

2013.08.19
XML


今日はまた早起きして、義両親が予約してたケント方面のバスツアーに同行。時差ぼけでピコが早起きなのが返ってありがたい。

それにしても、ロンドン周辺のバスツアーってすごい!数の多さにも圧倒されたけど、そのシステム化され具合にも感心した。

ツアーのほとんどがかなりの数のホテルを網羅しての送迎サービス付なんだけど、自分が行くツアーのバスが迎えに来てくれるんじゃなくて、送迎用バスとツアーバスの分業ができてるの。フローとしては、まず地域毎にホテル前から送迎バスに乗り込む→一旦ヴィクトリア駅裏のバスターミナルに全ツアーの参加者が集められ→ツアー別に再グループ化→ツアー会社と行き先毎にバスに乗り込んで出発、という流れが確立してるの。

しかもバスの数もツアー客の数がハンパなく多い。さすが世界都市ロンドン。っていうかもう市内を走っているツアーバスの数の多さそのものに圧倒される。もちろん普通の公共交通機関としてのバスもたくさん走ってるので、ロンドン中心部の道路網にはバスが溢れてます、ほんとに。

とりあえず待つことしばし、ようやくお目当てのツアーのバスが来て、無事乗り込めた。でもどんどんバスの座席が埋まっていくのになかなか義両親が来なくてヤキモキ。結局最後から2番目にやっと乗ってきて(送迎バスが遅れた模様)ほっとしたけど。バスは見事満席だったので、ピコは私か相棒のお膝の上乗車が決定。

今日のガイドさんはなんだかいかにも英国紳士って感じのメガネに白スーツのおじいさまだったんだけど、昨日の超良ガイドさんと比べるとイマイチだった。すごい量の解説してくれるんだけど、ぜったいあれは書いたものを読んでたと思う。というか、そうとしか思えない量の喋りだった。前日ガイドさんは自分の言葉でピンポイントで解説してくれる人だったのですっごくわかりやすかったけど、今日のガイドさんみたいにずーーーーっと喋ってられるとさすがに全部は頭に入らないね。まあそれでもカンタベリーの歴史のおさらい(私は一応英文学専攻でしたので・・)とかできてよかったけど、相棒は「全然頭に入ってこない!」とちょっと怒りモード入ってた。

それはともかく、最初の目的地リーズ城。まずはお城の中庭の川べりで伝統的な蜂蜜酒「ミード」がふるまわれた。ミードはベオウルフとかの古い文学にも出てくるので、味見ができてちょっと感激。ねっとりしたテクスチャーと甘みの強い味わいはなんというか梅の香りのしない梅酒って感じ。中世には、貴族はミード、庶民はビールを飲んでたんだそうです。売店で売ってたので買おうかと思ったけど止めちゃった。買えばよかったかな?


(画像はdepthofprocessingfoodwine.blogspot.comから)

お城の中は割と現代的に装飾されている部屋もあれば、昔ながらのインテリアが保存されている部屋もあり、という感じ。個人的には昔の貴婦人のバスルームとかちょっとおもしろかった。あと子供向けに写真スカベンジャーハント(家具や内装の一部を拡大した写真がリストアップされていて、各部屋でそれを探してみるという趣向)が用意されていて、ピコもけっこう熱心に写真みたり、みつけて「マミィ、ここ!これだねえ」と指差したりして喜んでた。

リーズ城の周りには、イングリッシュガーデンもあるし、白鳥とか鴨とかたくさんいる池でボートにも乗れるし、迷路や子供向けの大きなプレイグラウンドもあって、家族で一日のんびり過ごすのにもいい感じ。なんと敷地内に宿泊施設も何種類かあって、ウェディングもできるらしい。さすがに結婚式は私にはもう機会はないと思うけど、泊まるのはけっこう楽しそう。なんと「中世の騎士風テントでキャンプ」というプランもあって、次にイギリスに来る機会があったらぜひやってみたいと思った。

四柱式ベッド付のこんなキャンプやってみたいよね。

(画像はwww.fmvmag.com/から)

次の目的地ドーバーでは、ほぼトイレ休憩兼ねての15分だけ停車。マリーナ横のちょっとしたビーチから有名な白い崖を見上げるだけ。崖も、そりゃー白かったけど、日が当たると真っ白でおお!と思うところ、曇り空だとちょっと白っぽいだけのただの崖になっちゃうんだよねえ。。まあエリナー・ファージョン好きの私としては、白い崖といえばやっぱりセブンシスターズよね、って感じ?

ツアーの次の目的地は、たぶん本日のメインイベントであるカンタベリー。カンタベリーといえばイギリスの宗教史の最重要スポットで、6世紀だか7世紀だかの昔からイギリスのキリスト教の中心地。今は英国国教会の総本山という位置づけなんだそうで。また元・英文学の徒としては、英文学史上に輝くチョーサーの著作「カンタベリー物語」の舞台として見逃せないところ。

まー私は以前にもカンタベリーには来たことあって、その時にカンタベリー大聖堂もカンタベリー物語博物館(小説の場面が再現されてたりする)もゆっくり見たんだよね。なので今回は相棒と義両親の観光優先で、私はピコ面倒見係の役に集中。

普段はイイコのピコだけど、一日バスに(しかもママかパパの膝の上に)缶詰にされてて窮屈だったせいもあってか、ちょっと動きたかったらしいんだよね。しかもダメといわれれば大きな声を出したくなる2歳児のお年頃、さすがに大聖堂の中をうろうろさせるわけにもいかなかったので、クロイスターに出ていろいろ相手してた。

門番ピコ・・


ツアーの最後の目的地はロンドン近くまで戻ってグリニッジ。てっきり天文台にも行くものだと思ってたら、天文台は遠くから見るだけ、海事博物館も行かずにカティサーク号だけ外から見て解説しておしまいだった。グリニッジ子午線を跨いで「半身は東半球でもう一方は西半球」の写真撮りたかったのに残念。

帆船はやっぱりカッコイイ


グリニッジからはテームズ側の水上シャトルでエンバンクメントへ。水上から見るロンドンも一味違ったし、タワーブリッジやその他の橋の下を潜るのがけっこう楽しかった。ピコは一日中「ボート乗るの?いつボート乗るの?」と楽しみにしてたんだけど、せっかく窓際に座ったのに、結局は前の席に乗り合わせた女の子(5歳)に構ってもらって夢中。窓の外なんて見ちゃいないよ状態だった。まあピコが楽しければいいんだ。

夕食は義姉家族と一緒の予定だったので、エンバンクメントからピカデリーサーカスへ移動。ピコは今回の旅行での初・地下鉄に大興奮!

地下の世界へ
9626960154_cb96e21d6b.jpg

夕食は「Nopi」というおしゃれなレストランで。ちょっと中東のエッセンスが入ったフュージョンという、アメリカにはあんまりない感じの料理でおもしろくておいしかった。アメリカ、特に西海岸ではフュージョンといえばアジアンって感じだし。

といっても、もう料理の方は何食べたかよく覚えてないんだけど、他の何より印象に残ってるのがトイレ。ちょっと凹凸のある壁が全部鏡張りで、すごいの。ピコも超気に入っちゃって、鏡の前で踊りまくったり。

nopi br.jpg

まあ、長い一日の後のかなり遅い時間のディナーにも関わらず、ピコはびっくりするくらいイイコな振る舞いで、周りのテーブルの人にも「イイコねえ、すごいわねえ、かわいいわねえ」と声をかけてもらえるくらいだったので、トイレに何度も連れて行かされるくらいはお安い御用ってとこだったけど。。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013.09.11 15:38:53
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X