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まいじー日記

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2015.02.28
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カテゴリ:アメリカ学校生活
というのも、実に文字通り一週間の間に、ピコの今年秋(新学年)の進学計画が「あと一年このままでいいや」から「飛び級して公立のキンダーに入れる」に180度方向転換!したからなのです。ピコちゃん、今年の夏からは義務教育開始ですよ。いやー、我ながらとにかくびっくりです。

前提として、カリフォルニアではキンダーガーテン(K)からが義務教育で、その年の9月1日までに満5歳になっている子がキンダー入学対象。ピコは10月生まれで今4歳なので、順当に行けば来年キンダー入学の学年にあたる。

ただカリフォルニアは数年前までは学齢の切り替えが12月で、数年かけて9月に前倒しにしてきた経緯があるので、9月~12月生まれの子たち(ピコもそのひとり)が希望すれば入学できる「トランジショナル・キンダーガーテン(TK)」という幼稚園年中さんクラスが公立でも用意されている。ただしTKは授業は短いし簡単、翌年はKから始めることになる(1年生になれるわけじゃない)。

TKは義務教育ではないので、行かない子もいる。その場合、既にプリスクール(私立)に通ってる子なら、同じプリスクールの最終学年「プリK」という年中さんクラスに通う子が多い。

ピコの場合、年齢から行けばTKなんだけど、TKは授業3時間くらいしかないから、両親ともフルタイム勤務のピコの場合は一日のほとんどを学童保育みたいなアフタースクールプログラムで過ごすことになるし、内容的にもピコには物足りなさそう。毎日TKに通学することになれば週に2日行ってる日本語デイケアにもいけなくなるし、だったら今のプリスクールのプリKに進級させて週3日+日本語デイケアに週2日のスケジュールをもう1年続けて、来年からキンダーに入れればいいや、とつい1週間前まで思っていた。

ところが、、

*******

日曜日:

ビジネススクールの友達家族とランチ&公園遊び。ピコが友達家のお姉ちゃん(小学校3年生)と一緒に本を読んでいるのを見た友達に「学校行かせないのもったいない!絶対どうにかして今年キンダーに入れた方がいいよ!」と強くお勧めされる。

以前学区に問い合わせたら「公立は学齢に満たない子は入れない」と言われてたので(実はこの情報が間違っていたんだけど)、抜け道としては私立のキンダーに入れてしまえば、来年公立校に入学するときに1年生に編入できる(キンダーからやり直ししなくていい)と聞いて、じゃあそれ考えてみる?と相棒と話し合う。

月曜日:

とりあえずもう一度確認、ということで相棒が学区に電話してみたところ、なんと「学齢に達してなくても、地元の校区の小学校の校長がテストしてキンダー入学基準に達しているという評価結果が出たら公立のキンダーに入学できる」という驚きの答え。

で「公立のキンダーに考慮してもらうためには学区への入学登録が必要。今週中に登録すれば、市の特別校にも応募できる」というので、慌てて水曜日に登録のアポを入れてもらう。

その日の夜から、とりあえず同じ学区で子供のいる友達に電話やメールやテキストしたり、ネットでいろいろ検索したりして、地元の校区の学校や特別校の情報をがーーーっと収集。早期に学校に入れることの是非に関する文献も探して読んだ。

火曜日:

情報収集継続。友達の友達まで紹介してもらって電話したりメールしたり。最終的に、相棒とリサーチ結果を持ち寄って、どの学校を第一希望にするか相談。いろいろな情報を鑑みて特別校の1つである英語とスペイン語のイマージョン教育の小学校を第一希望、地元小学校を第二希望とすることに決定。登録に必要な書類も揃えた。

水曜日:

午後、学区の事務所に必要書類を持参して入学登録。学齢に達してないのでTKで登録しつつ、キンダー入学のアセスメント希望、キンダーOKの場合イマージョンが第一希望、で申し込む。しかし、書類は揃ってたんだけど、予防接種が足りてないことが判明(本来まだあと一年あったので残ってるのがあった)。

かかりつけの小児科に電話して、無理やり予定をねじ込んでもらい、速攻でピコをプリスクールから直接連れて行って予防接種。これで書類全部提出して登録完了だ!と思ったら、海外に1週間以上滞在していたことがある子の場合ツベルクリンも受けないといけないということで、ツベルクリンの結果が出るのは2日後・・。受付最終日の午後遅めという超ギリギリまで書類が出せないというやきもきする結果に!

夕方、校区の小学校の校長先生から電話がかかってきて、いきなり翌日朝8時にアセスメント!の予定が入る。

木曜日:

朝8時に校区の小学校に相棒がピコを連れて行き、校長先生と1対1で面接?と簡単なテスト。内容はアルファベットの認識や数字の1~10の書き取り程度だった模様。

11時にまた学校に行き、今度は他のアセスメント対象の子数人と実際にキンダーの教室に行ってグループ行動。教室ではアメリカの自由の象徴である「Liberty Bell」の塗り絵をしたらしい。

金曜日:

午後1時にアセスメントの結果の伝える面談ということで相棒がまた校区の学校へ。キンダー入学レベルに達してます!というお墨つきをいただき、これでとりあえずどこの学校かはともかくキンダー入学は決定!校長先生には「ピコちゃんは根気があって完璧主義者ですねー」という評価をもらったとか。なんでも塗り絵のときにすごーく丁寧に最後まで塗っていたらしい。

私の方は、ピコをプリスクールに迎えに行って、小児科医に連れて行き、無事ツベルクリンテストのレポートを書いてもらう。その足で学区の事務所に向かい、無事すべての書類を提出!あとは確認メールで送られてくるウェブサイトからオンライン登録を完了するだけ!

週末は友達家族とタホで過ごすことになっていたので、金曜夕方に家を出発。狙ったように雪が降り、運悪くチェーン規制&事故渋滞にはまってしまい、普段なら4時間半の道のりに9時間もかかった。しかも微動だにしない渋滞にはまった場所は携帯の電波も届かない山の中。オンライン登録ができません。。

土曜日:

明け方3時頃にようやくキャビンに到着。ピコを寝かしつけ、無線LANがつながらないのでPCが使えず、スマホでちまちまオンライン登録。無事オンライン登録を完了したのは午前4時。倒れこむように眠った。。

*******

というわけで、ピコちゃんが今年の8月末からキンダーに通うのは決定!!怒涛の一週間で話を一気に進めたのは自分たちとはいえ、相棒と私も今更ながらちょっとボーゼンとしています。

「学校始まったら長期休み以外に旅行とかできないんだよね」「日本語教育のこと考えると週末の日本語学校やっぱり行かせたいから、毎週土曜がつぶれることになるね」ということで、相棒はなんだか一年損したような気分、、だそう。私の方は、まだまだマミーのベイビーだと思ってたピコちゃんがあっという間にお兄ちゃんになっちゃった・・みたいな。。

とはいえ、せっかくお勉強好きのピコちゃんなので、チャレンジできる環境を与えてあげられるのはやっぱり嬉しい。客観的に見てピコにとってはいいことだと思う。少し年上の子達と一緒になるわけだけど、ピコは体も大きいし、今までも仲良くなるのはちょっと年上の子たちだったから多分ちょうどいいと思うし。

それに親にとっては毎月の費用が大幅削減できるのはやっぱりありがたい・・。だってアメリカの保育費用って馬鹿高いんだもん。公立なら学費は無料だし、アフタースクールの月謝だってたかがしれてるし。今の毎月の保育費用の1/3程度になるはずで、どれだけ生活が楽になるかと・・。





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最終更新日  2019.12.05 04:27:48
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