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テーマ:アメリカで子育て(356)
カテゴリ:アメリカ学校生活
ピコちんのクラスでは毎週水曜に図書室の時間があって、子供達は好きな本を1冊借りて帰って来る。
本好きのピコちんはいつも図書室の日を楽しみにしてるんだけど、先週は借りた本を学校でなくしてきた。家に帰ってきてバックパックを開けたら「図書室の本がない」という。 図書室の後の行動は、教室に戻って、その後校内アフタースクールに行って、お迎え。そのどこかでなくしたことになる。 翌日から本人に教室周辺を探させ、アフタースクールでは相棒も助力して本棚を全部確認したんだけど、結局みつからないまま返却日(火曜)を迎えてしまった。 しょうがないので「担任の先生になくしちゃってごめんなさいってちゃんとお話しなさいね」とさんざん言い聞かせて学校に送り出したんだけど、夕方に確認したところ、ヘタレなピコちんはただ今日は持ってきてないとだけ答え、先生が「じゃあ明日持ってきてね」と言ったのに曖昧にうなずいただけで済ませてしまったという。 ちゃんと先生に言うって約束したのに守れなかったということで、相棒の厳しい「ご指導」が再発動。ピコちんが「1. ごめんなさい、2. 本をなくしました、3. 家には持って帰らなかった、4. 学校の思いつく場所全部探したんだけどなかった、5. どうしたらいいですか」の要点を全部繰り返せるようになるまで、私を先生にみたててのロールプレイを繰り返し。 それなのに翌日にも結局ちゃんとお話しできなかったというので、相棒の「ご指導」がさらにパワーアップ。明日ちゃんと言えなかったら金曜日の誕生日パーティはキャンセルだ!」と言い放った。 私としては、えー、誕生日パーティの準備してるのは100%私なんですけどー。あなた何にもしてないのに私の努力を勝手に担保にしないでほしいなー。もしキャンセルするはめになったら参加者の皆さまへの連絡はあなたやってよね!!・・って感じだったんだけど・・。 まあ結論から言うと、ピコちんは翌日(木曜)ちゃんと先生に本の紛失報告をし、司書の先生にも相談したので、1週間がかりの騒動も(本はみつかってないので)無事ではないものの一応決着し、パーティも予定どおり決行できることになって、ママ一安心でしたが。 実は木曜の朝に保護者面談があったので、私と相棒は担任の先生に「こうこうこういうわけで、ピコは今日先生にこのお話をすることになってます」と一応よろしくお願いしておいたんだよね。 なので先生もピコが言いやすいようにうまくしむけてくれたんじゃないかな? ピコがご報告できたあとは「ちゃんと*スペイン語で*紛失報告できました」とメールまでいただいた。気にかけていただいてありがたいことです。 図書室の本を借りたのに返却できない場合、返却するまで次の本は借りられない。ただ今回の場合紛失したのでもう返せないから、どうしたらいいのか私が今朝司書の先生に相談に行ってきた。 なくした場合、ふつうは同じ本を購入して返すことになってるそうなんだけど、ピコちんが借りた本のシリーズはもう絶版で、かつもう古くてぼろぼろになってきてるのでそろそろ代わりの新しいシリーズを購入しようというタイミングだったらしい。 なので代替版の購入が決まったら連絡もらって相応の寄付(15ドル程度)をさせていただくということで、とりあえず来週からはピコちんまた本を借りてもいいですということになった。よかったよかった。 なくした本の弁償分はピコちんの貯金箱から出すからね、と言ってある。これに懲りて、ちゃんと借り物は一層大事に扱うように気をつけるようになるといいんだけど。 それにしても司書の先生に「昨日、紛失した本についてうちの子がご相談したと思うんですが」と言ったら「あ、ピコちんのお母さんですか?」と返されたんだけど、先生は学校の子の名前と顔を全部覚えてたりするんだろうか?ピコの学校は30クラスくらいあるけっこう大きな学校なんだけど、司書の先生すごいな・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.09.25 03:12:43
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