2017/11/17(金)11:21
ダースベイダーコスチュームのDIY
ハロウィーンになるとなぜか手作り魂に火がつき、母さんの夜なべが発動してしまう私。誕生日パーティでもいろいろ趣味全開したばかりだけど、ピコちんのコスチュームは今年も当然夜なべのメインターゲットです。
ピコちんは一昨年に続き再びダースベイダーになりたいということで(去年はストームトルーパーだった)、一昨年からの「学びと反省」を活かしつつ、今年もいろいろ作ってみました!
ダースベイダーコスチュームの全容
ダースベイダーのコスチュームには大きく分けて9つのパーツが必要になる。
1. ベースレイヤー(シャツ&パンツ)
2. ヘルメット&マスク
3. マント
4. 手袋
5. ブーツ&シンガード
6. ショルダーアーマー
7. チェストプレート
8. ベルト
9. コッドピース
市販のコスチュームはだいたい黒いつなぎのベースレイヤーにプリントかアップリケでパーツが載ってるだけだけど、せっかく自作するならぜひそれぞれのパーツを別に作って装着したいところ。
ほんとはボタンやスイッチは押せてダイヤルは回せてライトは光る・・を実現したいとこだけど、ボタンとダイヤルはハードル高いので今回はライトが光るところだけはなんとか作りました!
参考画像
ベースレイヤー
つなぎでもいいし、シャツとパンツでもいい。黒の薄手の伸縮性のある生地でターッと縫う。つなぎやシャツは後ろ開きでベルクロ留め、パンツはウェストゴムでOK。コスチュームに耐久性はそこまで求められないので、縫い代の始末とかはしなくても大丈夫。
今回は一昨年に作ったのがギリギリ着られたのでそのまま使う。
試着時にパーツがバラバラだと一人で脱ぎ着しにくいことがわかり、本番ではチェストピースとベルトはシャツに、ブーツはパンツにそれぞれ接着した。
シャツ(非ライトアップ時)
シャツ(ライトアップ時)
パンツ+ブーツ
ヘルメット&マスク
今回は以前スワップミートで5ドルで買ったお面をそのまま使う。
自作するとしたら、風船使って張り子でベースのヘルメット作って、あとはポスターボードとフォームシートでマスクとパーツ作ってくっつけるとかかな?ベースは自転車のヘルメットでもいいかも。大変そうだけど楽しいだろうなあ。
マント
今回はマントもお面とセットで買ったのがあるのでそれを使う。
縫うのもそんなに大変じゃないと思う。
手袋
フェイクのパテントレザーでさっと縫う。前後を縫い合わせるだけだと指がきつくなるので、指の部分だけマチを入れるといい。
手首から腕側が広がる形にするとそれっぽい。縫っただけだと手首の広がりが内側に丸まってすぼまってしまうので、端をダックテープで裏張りして形を出した。
ピコの手で型紙とった
裏側(指部分のマチ)
ブーツ&シンガード
フェイクのパテントレザーで甲までかぶるレッグウォーマーを縫う(グルーガンで接着しようと思ったけどパテントレザーはうまく接着できなかった)。かかと〜膝下を覆う筒+左右の甲の3パーツ。
補強と形をうまく出すために、上下の縁と足首部分をダックテープで裏張りする。甲部分が靴をうまくカバーするよう、靴底に当たる部分にゴムを左右に渡す(ダックテープで接着)。
シンガードも作ったけど今回は装着せず(はき心地重視のため)。フォームシート(2ミリ×2枚)を黒のダックテープで覆ったパーツを脛に沿うように3つ用意しダックテープで接続。装着時は ブーツにダックテープで接着(または縫い付け)しようと思ってた。
作ったけど使わなかったシンガード
ショルダーアーマー
太い針金(クリーニング店のハンガーを再利用)で肩の形に合わせて作ったフレームにフォームシートをかぶせて成形。グレーのダックテープで接着 &カバー。黒の模様はフォームシートを黒のダックテープで覆い、グルーガンで接着。
上腕部パーツはフォームシート2枚でお椀型に作り、針金のボーンを入れる。ダックテープで付着&カバー。アーマー本体にダックテープで蝶番様に接着。
フォームシートに針金を接着して丸みをつける
フォームシートを重ね貼りして厚みを出す
上腕部パーツ
完成(表側)
完成(裏側)
チェストプレート
基盤はフォームシート3枚重ね。一番表のフォームシートはボタンやライトなどの形に穴を切り抜く。光らせるパーツについては、切り抜いた穴にライトが配置されるように、2番目のフォームシートに配線を固定してから表のシートを接着。穴に部品をはめ込んでグルーガンで接着。
光らせるパーツは、透明のシート(クリアファイル再利用)を形に切り抜いて油性ペンで色を塗ったものをダックテープで四角に作った筒にグルーガンで接着して作成。光らせないパーツはフォームシートかポスターボードを形に切ってダックテープで巻いて作成。
できれば、スイッチ部品(ホームセンターで調達?)や 透明プラスチックの小さいブロック(100均にあるかな?)埋め込んだら、もっと本格的に見えると思う 。
非ライトアップ時
ベルト
ベルト部分はフェイクのパテントレザーで作る(ダックテープで接着&裏張り)。今回は、最初は別に作ってあったんだけど、結局子供が一人で着脱しやすいようにシャツにグルーガンで接着してしまった。
バックル部分はポスターボードを黒のダックテープで覆い、フォームシートをグレーのダックテープで覆ったパーツを接着。
左右のボックスはチェストプレート同様にフォームシートを重ね貼り。一番表のシートは部品の形に切り抜いて、ライトが穴のところに配置されるように配線を固定、穴に部品をはめ込んでグルーガンで接着。今回は時間がなくてライト部分しか作らなかったけど、飾り部品の代わりにチェストプレートとベルトのライトのスイッチをここに設置した。
非ライトアップ時
ライトアップ時
コッドピース
フォームシートを黒のダックテープで覆う。ダックテープでベルトに接着しようと思ってたけど結局装着せず。
作ったけど使わなかったコッドピース
使ったもの
- ビニールのパテントレザー(1ヤード)
- 黒のフォームシート(レターサイズを10枚)
- グレーのダックテープ
- 黒のダックテープ
- ポスターボード(半分弱)
- クリアファイル
- マイクロLEDライトストリング(今回使ったのはUnido BoxのString Starry 20 LEDs Silver Wire Lights with Battery Box)
- 油性ペン(緑と赤)
- グルーガン
- ハサミ
- 針と糸とミシン
感想&反省
光るのはやっぱり受ける!特にトリックオアトリート本番は暗いのでライトが目立つ。マイクロLEDストリングでワンタッチでオンオフできるのがよかった。
子供達が寄ってたかってチェストプレートとベルトを触ってくるので、グルーガンで表面くっつけただけのパーツは取れやすく、着るたびにメンテする羽目になった。やっぱり立体のパーツを使った方がいいし、接着もアロンアルファくらい頑丈にくっつけた方がいい。
ベルトをシャツに、ブーツをパンツにくっつけたのは、着脱のしやすさという点では大正解。
ショルダーアーマーがけっこう脱げやすかったので、後ろのスリット部にスナップか留め金かなんかつけてもいいかも
おまけ:簡単バージョンDIY
黒いシャツにシルバーのダックテープを貼るだけの簡単DIYでも割とそれっぽくできるみたい。