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まいじー日記

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2020.01.19
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日本出張。東京あったかくてびっくりした!持ってったモコモコダウンでは暑すぎて、薄手のコート買っちゃったほど(←買い物の言い訳)。

お仕事が終わった週末、両親と落ち合って上野東照宮のぼたん苑で冬牡丹を鑑賞してきた。

牡丹が冬に咲くって知らなかったんだけど、地下鉄の車内広告で一瞬フィーチャーされてたのを目ざとくチェック。調べたら冬の牡丹は1月が見頃だそうで、まさにピーク。当日はたまたまこの冬一番の冷え込みで、みぞれが降るあいにくの空模様。でも逆にお天気悪かったせいで人出が少なくてすごくゆっくり鑑賞できました。

牡丹色、桃色、鴇色、白、黄色、褐色がかった赤、紅色に白のふが入った斑などなど、色とりどり、形も様々な牡丹の大輪の花が繊細でくっきりと美しくて。冷たい雨に濡れてもなお、モノトーン調の背景から飛び出す鮮やかさでした。

私はこの「日暮」という品種が一番気に入りました!










水盤に集められた色とりどりの花たち


一株一株ていねいに藁囲い(「藁ぼっち」と呼ぶそうです)に守られて、その藁ぼっちの三角が白壁の仕切りに沿ってつづら折り状にずっと続く。上野公園の中に東照宮があるのも、ましてや牡丹苑があることすら知らなかったので、こんなにたくさんの牡丹があって感激。

牡丹の花が美しいだけじゃなく、ぼたん苑そのものが美意識をもって整えられた美しい空間だった。藁ぼっちはひとつひとつ凝った形にまとめられているし、竹垣に蛇の目傘、お正月らしく餅花をあしらったディスプレイ、落ちた花を集めた水盤、苔玉のアレンジ、東照宮の五重の塔を背景にした日本庭園など、隅々まで行き届いて美しかった。

お休み所も葦簀を差しかけた屋根、赤い毛氈を敷いたベンチに七輪に炭を活けた手あぶりと情緒満点。葦簀の上には透明のプラスチックが載せてあるようで、情緒を損なわずに防水もされてて完璧だった。葉牡丹や水仙、クリスマスローズ、蠟梅の黄色い花も綺麗だったし。

一つ一つ違う形の藁ぼっち


こんな感じでずっと続く


牡丹+蛇の目傘+餅花+赤塗り枝


五重塔を背景に


石庭も


蠟梅


蛇の目傘+竹垣


ぼたん苑は冬牡丹は2月末まで、その後また春の開花時期(4〜5月)にもオープンするみたい。機会があったらぜひまた訪れたい。

今回の日本出張では、ミーティング先のオフィスビルのエントリーホールで開催されてた彫刻家の個展や、友人お勧め画家さんの書店ギャラリーでの個展、出光美術館の焼き物展など、仕事の合間にアートに触れる機会も多々あって堪能した。彫刻の展示でキュレーターさんとたくさんお話させていただいたのも楽しかったなー。

宮島義清展


岡田杏里個展「El yo y el Yo」





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最終更新日  2020.01.29 10:32:46
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