ムサシ君

ムサシ?



実家の猫『ムサシ』の名前は弟が付けました。

『コジロウ』という猫もいます。。

ムサシとコジロウ…カタカナだと可愛いですよね?(汗


今回はムサシのお話です。

ムサシは私が高校の時に拾って来た猫です。

いつものように、放課後友達と話をしていると、隣のクラスの女の子が子猫を飼えないか?と聞いてきました。

詳しく聞いてみると『体育館の外に首を怪我した小さい子猫がいる!』との事。

私も友達も猫が大好きだったので、すぐに見に行きました。

するとそこには、生まれて1ヶ月経ったかどうかの小さい小さい茶トラの子猫がいました。

首には傷があり、首が取れてしまうのではないか!?と思うくらい大きな怪我でした。

足は引きずっていてとても痛そう。。でも体力はまだあり、みんなに愛想を振りまいて、とても可愛い子猫です。

最初のうちは、みんな集まって『可愛そう可愛そう』と言っているのですが、そのうちみんなパラパラと帰りだしてしまいました。

家で飼えない人はしょうがないとは思いますが、可愛そうって思うだけ?なんか悲しい現実でした。

結局、私と友達が残りました。あとバレー部の、猫が大好きな男の子も残ってくれました。

さてどうしよう…家までは電車で帰らないといけません。

学校の近くには動物病院は見当たらない。

怪我はしているものの元気な子猫だったので、地元の病院に連れて行く事にしました。

でも子猫を入れるキャリーバッグなんか持っているわけがなく…また悩みました。

本当に小さい子だったので、抱っこして帰る事もできたのですが、電車に乗らないといけないし。

そこで、バレー部君の持って来てくれた物がバレーボールを入れる箱でした。

大きさは丁度良いのですが、苦しいんじゃないかと思い網状にカッターで空気穴を作りました。

箱を入れる大きい袋は私が持っていたので、その中に箱を入れ急いで帰りました。

お金はないけど後で持って行けばいいし、なんとかなる!と思って、病院に連れて行って治療を受けました。

足を引きずっていたのは、どこかでぶつけたか何かで一時的な物だったらしく、骨などには以上はありませんでした。

首の怪我は、しばらく治療が必要との事。

子猫は私が預かりました。しばらく通院して、首の傷は良くなりました。

今でもムサシは実家で元気に暮らしています。

しかし、首の傷があった所ははげていて、拾った時に既に風邪気味だった為、今でもまだ鼻がグズグズしています。

小さい時に風邪を引いたり病気をすると、完璧には治らなかったりする事も多いんです。

ムサシは今でも免疫力が弱く、首の傷跡も引っ掻いたりしてちょっと傷が付くとなかなか直りません。口内炎もできてしまって、柔らかい物しか食べれません。

だから今でも病院通い(泣

でも、病気にも負けない強い子です!ヤンチャ過ぎて困ってしまう程元気♪

小さい時は、どうなる事か心配になりましたが、元気になって本当によかったです(=*^ ェ ^*=)



チャトラにゃん




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