『一進流珈琲屋』もか店長かくれ部屋PART2

先週末、相方が某進学高校でサッカーの練習をしていたときの話です。

グランドの周りをランニングさせていると生徒達が
「猫が死んでる」と騒ぐので行ってみると・・・・

サッカーゴールのネットが足にグルグルにまきついたまま、
息絶えている猫が横たわっていたそうです(>_<)

相方とチームの生徒達は、その高校の部外者で
その日たまたまグランドを使わせてもらっていたので、
その高校の先生に相方が電話で連絡した後、
ネットを足から外して埋葬してあげたそうです。

相方が猫の足からネットを外していると、少し離れたところで
同じくらいの大きさの猫がじっと様子を見守っていたそうです。
おそらく姉弟か恋人か・・・・。

この炎天下、照りつける太陽の下で、足にまきついたネットを外そうともがきながら
喉もカラカラに乾いただろうに・・・・
痛かったね、苦しかったね、辛かったね。。。。
想像しただけで涙が出てきます。

その様子を見守るしかできなかった相棒の猫も
きっとすごく辛かっただろうね。


理不尽だと思うのは、
その猫の様子を見ていたであろうその高校の生徒達が
誰一人助けてあげなかったという事実。

相方が発見したのは日曜日の午後だったのだけど、
部活などで他の生徒達もグランド周辺を行き来してたのに、
誰もその猫を助けなかったのか。。。

もう死んでいたから助けなかったとしても、
そのままの状態で放置していたら、カラスや野良犬に悲惨な状態にされるであろうことは
容易に想像できるだろうに。。。



「進学校」って何だろう？？


もしかして猫も偶然足に巻き付いたのではなく、
巻きつけられたのかも？？？

と嫌な想像までしてしまいます。


これが猫でなく、人間の子どもだったら大きなニュースになるだろうけど、
ただ単に「猫」として産まれてきただけで、この扱い。

一方では空前のペットブームで綱吉公もびっくりするぐらいの
「おいぬ様」や「おねこ様」がいる日本の国。


もっと「命」の大切さを理解してほしいと心から願います。