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テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:Music
先日ぴろぴろさんのところでさだまさしが登場しておりまして・・・ ちょっと思い出してしまいました。 タイトルをご覧になって「ん???」と思われた方が多いと思います。 さだまさしは判るけど・・・桂むつみって??? a-haの青春時代(爆)この二人とは密接なご縁がございます。 桂むつみさん、とは漫画家です。 とても「乙女チック」なかわいらしい画、そして学生街を描くことにかけては 右に出る方はいない!!(とa-haは思ってました) その頃は結構人気のある漫画家さんでした。 彼女の描く学生街、 共学の、学部もたくさんありそうな結構大きな大学、 その周りに広がる学生のための街、 おしゃれなカフェもあれば、定食屋もあり、 そして何よりも、いつも舞台になるのは大抵下宿屋、 もしくは学生の溜まり場となる誰かの家。 まだ大学生ではなかったa-ha(あくまで漠然と(爆))にとって、 まさに憧れの風景でした。 そしてお決まりの「恋愛」 でも大抵主人公の女の子はあまりぱっとしない、 どちらかというと三番手、位の女の子。 ずぅぅっと、ずぅぅぅっと、片想い。 でも、実は、彼の方も彼女が好き。 いろいろあったけど、結局はハッピーエンド♪ そういう物語が大半でした。 でも、一番好きなお話はちょっと違う終わり方でした。 「みるくパステル文庫」 あまりの貧乏に下宿屋を追い出されたくるみ、 友達のところに転がり込みます。 友達の兄はもう留年何年目??という「落ち目の落研」のリーダー。 起死回生を狙ってくるみをスカウトします。 でも実は演劇部のくるみ、 演劇部部長の「王子様」に憧れ続けてます。 罠にはまって「飲み亭みるく」と名付けられ、落語をすることに。 実は「王子様」もくるみのことが気になっており、 ハムレットのオフィーリア役を用意して戻ってくるように言います。 戻りたい、でも、落研に次第に愛着も・・・ 結局落研を選んだくるみ、 そして(お決まりのように)友達の兄のことも気になりだします。 でも・・彼にもちゃんと彼女がいた・・・ 留年し続ける彼をずっと待っていたもと「落研のアイドル」 彼女はくるみの想い、そしてくるみに惹かれていく彼の想いに気付きます。 身を引こうとする彼女、 そして彼は・・・ ねっ、まさに少女漫画の世界でしょ♪・:*:・ ( ̄* ) そして、この漫画の世界になくてはならなかったのが「さだまさし」だったのです。 桂むつみさんはとてもさだまさしが好きだったみたいで、 作品中にもしょっちゅう登場していました。 ♪パンプキンパイとシナモンティー♪とか ♪いずれにしても春~♪とか・・・ a-haが一番に思い出すのは「主人公」という歌です。 これはさだ作品の中でもベスト3にも入るのですが、 桂むつみ作品を思い出す時に、 必ず頭の中に流れてくるのです。 ・・・時には思い出行きのガイドブックに任せ あの頃、という名の駅で降りて、昔通り、を歩く いつものテラスにはまだ時の名残が少し・・・ さっきのお話、結末はどうなったと思います? 彼は結局、どちらも選ばなかった。 きちんと卒業して遠くの地で教師になった。 くるみは落研の部長として頑張りながら彼の帰りを待っていた。 一度は「落研の為に」留年宣言したものの、 友達にお尻を叩かれて諭され、卒業することに。 大学時代って独特の時間の流れがありますよね。 いつまでも、そのままでいたい。 a-haも何度そう願ったことか。 でも・・・ 前に進まなきゃいけない。 進まなければ、何も始まらない。 始まることが怖かった。 でもそれでも進まなければならない。 それが、卒業。 ・・・時折思い出の中で、あなたは支えて下さい 私の人生の中では 私が「主人公」だと・・・ ずっと「あなた」は思い出の中の大切な人だと思っていました。 でも、今は、「思い出の中の自分」なんだ、と思うようになりました。 これから先も、めげそうになった時、 「思い出の中の私」が励ましてくれる、 そう思えたら、頑張れる気がします。 これから先も「主人公」であり続けるために。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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