角んとこ

mogは人と喋ることは、もとから得意なほうではないにんげんです。

いまの仕事(ショップスタッフ)だって、人馴れする特訓の為に学生の頃にバイトとして始めて。。

だから、自己啓発的な魅力のほうが大きかった。

お金を稼ぐことよりも。。


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ネコヤドはフリマの様にお客さんと売り手の距離が近い場です。


本業では「お客様」ということばを使っているにんげんなので

そこはちいさく恐縮のきもちもありました。



また、お洋服と雑貨では立ち位置もニーズも違う。


うちのお店ではバッグやポーチ、小物、雑貨、アクセ等

アパレル以外の商品もアパレルと同じ位の面積で取り扱っていますが

量産品と作り手の作った商品を求める心理というのは決して同じではないとmogは思うんです。


そんな中で、

どうニーズを聞き出しするのか

どう心をキャッチするのか

それがどうお客さんとつながっていくのか等・・・


たくさん興味深いことがあって、刺激がありました。




でもそんなmogが、ガンガンお客さん接することができたか。。。？

と。言うと。。。

全然出来てはいませんでした。。


思った端からことばがどんどん消えていき、壁にもたれていました。

いくら最近調子が良くなってきていると思っていても

仮性痴呆は抜けていってはくれていないようです。



先日、父の実家に行ったとき

前にも増して、祖父の言動が気になりました。


満州のことしか話せない。


きっと、祖父はもっとたくさんの記憶を失くしてる。



日常生活でのmogは家具にぶつかったり、戸に手を挟んだり

歯磨き粉と洗顔フォームを間違えたり


今日は毎日飲んでいる薬の置いてある戸棚に薬を取りに行こうとして

無意識に絆創膏の入っている方の上の棚の戸を開けていました
(最近、靴擦れで絆創膏をよく取るからだと思うんですが。。。



弟と話していてその会話中に他のことを考えるとその内容を忘れたり。。

これと同じようなことが、ネコヤドのときも起こって

ひとに気付かれないように必死でした。。。


特に会話面では、普段家族としか喋らないので

必要以上のこと(愛想、表情、言い回し、表現)は求められない環境にいます。


でも、仕事に戻るにはそれらが絶対に戻っていないと

普通の人と同じように仕事はできない。




「気遣われながら仕事をするなんてフェアじゃない。

同じお給料で足はひっぱれない。」

このふたつはこの３ヵ月いつも思っていたこと。

自分に発破をかけることが、自分の負担になっていました。



なので、残された時間の中でも焦らないでいくことを決めてからは

その思いの割合をすこし軽めにすることにしました。


課題が見つかったのは、大きなことです。


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今週からまた、NOVAに行こうと思っています。


訓練というか、リハビリというか。。。

のんびりはしていられないけれど、焦ってもいけない。。

バランスの取り方はむずかしいけれど、

人と喋れていた自分に戻りたい。


自分のことでいっぱいいっぱいな自分じゃなく、

人のことを気遣えるひとになりたい。


願望も目標もいまの自分には大きいけれど、

やるのも逃げるのも自分。



ネコヤドでの一日はたくさんの収穫がありました。





前に進める一歩。

それがすこしだけでも、実際足は進んでいなくても



かおだけは

ちゃんと前が向けるようになってきています。