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カテゴリ:日々つれづれ
11月25日(火)
朝から冷たい雨。 9時30分~葬場祭(告別式) 昨日と同じく神主が執り行う。 最後には全員で父の棺に花を手向けた。 懐には娘が書いた手紙も入れた(この手紙の内容は教えてくれなかった) 「最期のお別れです」の声に父の弟が泣いていた。 いよいよ出棺。 母は父を乗せた霊柩車に乗り込み、私達はマイクロバスで火葬場へと向かった。 ほどなくして火葬場に到着。 他にも喪服を着た方々が何人もいて、なんとなく仲間意識を覚えた。 ウチだけが特別じゃないんだ。 神主が先頭に立ち榊を振って先導する。 小さな部屋で火葬祭。 代表して母私妹で玉串奉奠をした。 そして火葬炉の前に到着。 他の方も火葬中で、遺影が置かれていた。 父の棺が火葬炉の中へ入るまでホントにあっという間。 悲しんでる暇もなかった。 扉がスライドして閉まったかと思うと、 係の方から控室へ移動するようにと声がかかった。 2階に移り控室で菓子をつまみ待つことに。 なんでもエアコンが故障中とのことでとにかく寒かった。 1時間ちょっとだったと思う。 先に家族が遺骨と対面することになり、3人で見に行く。 見事に生身の身体がなくなってしまった。 骨だ・・・。 その中に金属があった。 大腿骨の手術の際に埋めた金具だった。 係の人に「これはどうしますか?」と聞かれ悩んでしまった母。 私が「皆さんはどうしてるんですか?」と聞くと、 「これがないと歩けないから入れて下さいという人と 苦しめていた物だからいれないで下さいという人に別れる」と言われた。 その後父の実家の方に聞くと、当たり前にように「いらないでしょ」と言われてしまったが。 喪主より一人づつ拾骨をする。 はしがうまく使えない私は落としちゃうんじゃないかとヒヤヒヤした。 ひと通り拾骨が終わると係りの方が入れてくれた。 が、どうみても全部収まりきらない。 すると「頭蓋骨はそのまま入れたいので失礼します」と骨をバキバキと手で潰したじゃないかっ ちょっと衝撃的だった。 骨壷を持ち再び斎場へ戻る。 お疲れ様会みたいに皆で食事を摂った。 いつまで続くのかと思いきや、皆遠方へ帰らなくてはいけないので早々にお開きとなった。 疲れたが、これで一段落ついたとちょっとホッとした。 なによりも父の亡くなる一週間前に妹の結婚式の 写真撮影と会食会をすることができてよかったと思った。 父なりに頑張ってくれたんだな。 お疲れ様でした。そしてありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/12/02 12:16:56 AM
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