220系クラウンパトロールカーの国費ものと県費ものの違い
こんにちは。今回は220系クラウンパトロールカーの国費で配備された車両と県費で配備された車両の違いを紹介します。白黒のみで覆面に関してはまだ覆面車両が1台しかいないので除外します。まず220系クラウンパトロールカーは2021年度から配備されてるわけですがガソリン車が配備されたのは2021年度だけでそれ以降の2022年度と2023年度はハイブリッド車でしか配備されていません。官報に書かれている名目でいうと2021年度は「無線警ら車」、「無線警ら車(4WD)」と「交通取締用四輪車」があり愛媛県警察には「無線警ら車」「交通取締用四輪車」の2つが配備されるようになりました。これらはどちらもガソリン車であり2WDです。しかし2022年度から国の方針が変わり環境に配慮した車を公用車として入れようという流れになったらしくハイブリッド車であるクラウンしか配備されないようになりました。それ以降は「無線警ら車(4WD)」と「交通取締用四輪車(4WD)」だけとなり県警には珍しく4WDのクラウンパトロールカーが配備されるようになった現状です。普通4WDのクラウンパトロールカーは雪が多い地域の警察くらいしか配備されておらず愛媛県はそうでもないため基本は2WD車しか配備されてません。数年前に1台だけか久万高原警察署向けに配備されましたけど。国費の現状はそんな感じですが、県費車両は違い、2021年度から2023年度まで無線警ら車および交通取締用四輪車のどちらかが毎年入ってきましたが、国費ものがハイブリッド車だけになって以降もガソリン車を配備し続けており、最初は見た目で国費か県費かわかりませんでしたが、最近配備された車両とナンバーからわかれば見た目でわかるようになってます。ガソリン車だと王冠マークに色が入ってません。しかし、ハイブリッド車だと王冠にトヨタのハイブリッド特有の青色が入っており見た目でわかるようになっています。また国費県費ともに配備された時からドライブレコーダーがついており、国費だとトヨタ純正のドライブレコーダーが装備されてますが、県費だと年度によってユピテル、セルスターと別のメーカーのを取り付けています。しかしながらかならずそうではない場合もあり、伯方1だけはトヨタ純正のドライブレコーダーを取り付けて配備されています。これがトヨタ製納車されたばかりの伯方1ドライブレコーダーが2台ついています。しかし今年撮影したところセルスター製と思われるドライブレコーダーは撤去されています。以上の事は無線警ら車交通取締用四輪車どちらも言えることでしたが、交通取締用四輪車で高速隊に配備されている車両限定でいうと国費にはパトサインがついていますが、県費にはついていないなど削れる装備は削ろうという流れになっています。これは過去の210系クラウンでも起きております。180系クラウンの時は国費車両についているパトサインとは別のパトボード?というものを取り付けておりそれで判別が可能ではありました。県費車両においても今後ハイブリッド車で入ってくるかわかりませんが、購入金額が高くなるので今後もガソリン車で入る可能性が高いです。白黒のみの話でしたが「交通取締用四輪車(反転警光灯)」交通覆面については昨年度でもガソリン車が配備されており、取締用車両だからまだパワーがある車両を入れてるのかなと予想はしますが、白黒ではハイブリッドになってパワーダウンしてるためいずれかはなるのかなとは思います。クラウンパトロールカーだけではなく警察車両全体見てもハイブリッド車は増えており、ハイブリッドもしくは電気自動車で配備できるのであればそうしようっていう感じがします。他にも車検証に記載されている所有者が国費車だと警察庁だそうですが、県費車だと愛媛県警察となっているとのことでした。