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カテゴリ:たべたい、たべさせたい
梅雨に入りましたねぇ。
神様はなぜ、春と夏の間にこんなもやもやとした季節を 置いたのでしょうか...? 雨が描きだす水墨画は、いつもの街を違う表情に見せてくれます。 梅雨の季節もまた良いものと思う気持ちも、 通勤・通学の身には雨のうっとおしさのほうが勝ってしまいがちですね。 そんな入梅の頃、翡翠色した梅の実が店先に並びます。 青梅が売り出されるのは短い間。 さぁ、今年も梅シロップをつけましょう。 <作り方> 材料:梅1kg 氷砂糖500g 用意するもの: 保存ビン(洗っておく) 消毒用アルコール又はホワイトリカー 少々 清潔なふきん又はキッチンペーパー 2~3枚 フォーク 手順:1. 梅を水につけ、洗い、傷やへこみのあるものは除きます。 2. 梅のへこみに部分にあるへたを取り除く。 これは面倒でもちゃんと取ります(できあがりが濁る) 3. 一個一個の梅の水分をきれいにふき取る。 4. 保存ビンの内側をアルコール(ホワイトリカー)で消毒する。 5. 梅にフォークで穴をあけては、保存びんに入れていく。 ここが山場です。面倒だし手も痛くなってきますが、 がんばりましょう...ふぅ。 6. 保存びんの底が梅で埋まったら、梅が見えないくらいに 氷砂糖を入れます。 7. 5,6を繰り返し、梅→氷砂糖→梅→氷砂糖と層になるように 入れていきます。最期は氷砂糖になるようにします。 8. ふたをして涼しくて暗いところに置きます。 9. 次の日、梅から水分がでてくるので、水分が梅にかぶるように ビンをゴロゴロします。(層がくずれますが、気にしない) 手をかけてあげないと梅がすねて(笑)カビたりするので これを一日1回はします。好きな人は一日何度でも。 ※発酵しやすいので、時々あけてガス抜きするといい。 心配なら冷蔵庫へ。 10. 約10日~2週間くらいで、氷砂糖が溶けたら おいしい梅シロップのできあがり。 冷蔵庫で1ヶ月くらい、長期保存の場合はシロップに火を入れて保存。 このシロップを水またはソーダ水(ペリエがおすすめ...このボトルも翡翠色ですね)で割って飲みます。クエン酸もたくさんとれるし、豊かな梅の香りが元気をくれます。 つけた梅はジャムにするという利用法もあるようですが、 うちではソーダ割りの時、グラスに1コ入れて雰囲気を楽しんだあとは、 そのまま食べてしまいます。 これも甘酸っぱくておいしい! ああ、神様は梅シロップを楽しませるために梅雨を置いたのでしょう...ね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 16, 2005 08:33:05 PM
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