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カテゴリ:社会人野球
今さらですが、6月26日の東京第三代表決定戦のことを書きます。
結果はご存知のとおり、明治安田生命が勝って24年ぶり代表を決めました。当日に日記を書いたときは展開を書いただけで寝ちゃったので、今日は個々の選手のことを。まずはスコアと出場選手を再掲。
前置きとして、この試合はちょっと明治安田生命寄りで見てました。だってセガサミーは来年以降、いくらでもチャンスがありそうだけど、明治安田生命は今回を逃すと次はまた何年後になるかわかんないし…(←失礼)。 まず明治安田生命は、何と言っても鈴木亮投手でした。 序盤はセガサミーの早打ちにも助けられて球数も少なく、鈴木投手はとっても快調なピッチングだったんです。それが中盤になるとだんだんボールも増えて来て、7回にはとうとう初めて四球を出すなどしてちょっとずつピンチが増えます。打たれてはいないんだけど、だんだん快調なピッチングとは言えない状態に。 それでも淡々とした感じで投げ続ける鈴木投手なんですが、打線はなかなか勝ち越し点を取ってくれないし、見ているこちらも何だか辛くなって来ます。 そして9回。内野安打→ヒット→死球で一死満塁。初めて招いたピンチらしいピンチは、サヨナラの大ピンチ。疲れた素ぶりは見せないけど、結構な球数を投げてて疲れてるはず。ブルペンでは敗者復活戦でシダックスを封じた平田大地投手かな、かなり前から投球練習してます。でも代えません。 このピンチ、続投の鈴木投手は頑張りました。落ちるボールで空振り三振→セカンドゴロで大ピンチ脱出。ちょっと感動してしまいました。そして待望の勝ち越し点をもらった10回は三人でピシャリ。一人で投げ抜きました。偉い! 球速は135キロくらいなんですが、不思議と打たれない鈴木投手。結局、終わってみれば10回を4安打1失点。スポニチ大会で東芝を完封したときは「打たれながらも抑える」って感じでしたが、この試合はほとんど打たせませんでした。 打者で印象深かったのは松石悠佑選手。 試合を見ていると、一塁側ベンチからピンクのものがチラッ、チラッと視界に入るんです。 何かなと思ったら、松石選手の手袋でした。指名打者の松石選手は守備中、ベンチから身を乗り出して味方を鼓舞していたのでした。ほとんどスキンヘッドと言っていいほどの短髪でちょっとコワモテな感じなのに、ピンクの手袋。なんかおもしろい。 10回には勝ち越しのホームを踏み、大喜びしていた松石選手。そして代表が決まった瞬間には、ベンチから真っ先に飛び出して行っていました。 ボケちゃってるので本当ならボツなんですが、左に写っている、ピンクの手袋の背番号28が松石選手。 最後、一塁ゴロで終わったのでこのあと一塁ベース付近に選手が集まってもみくちゃになるんですが、まだ選手が誰も抱き合ってないのに、もうDHでベンチにいたはずの松石選手がこんなところまで飛び出して行ってるのがわかると思います。 一方、敗れてしまったセガサミーでは、木村宣志投手。 こちらはほとんど毎回のようにピンチだったのに、明治安田生命が拙攻気味だったこともあって追加点を許さず。3回の1失点もエラー2つが絡んだもので、決して打たれたものではなかった(木村投手本人もエラーしたけど)。 何かの展望記事だったかな、セガサミーはミキハウスから移籍の投手以外が計算できないので弱点、なんて書かれてたと思いますが、どうしてどうして。良く投げ、良く耐えました。回が進んで7~8回あたりはかえって調子が良くなっているんじゃないかと思ったほど。 しかし、10回に先頭打者を出したところで降板。あれで負け投手っていうのも気の毒でした。 打つほうでは3回に外野手がほとんど動けないほどの特大ホームランを打った照屋真人選手。 照屋選手は最初の打席でもレフトフェンスギリギリへの大飛球を打ちまして、レフトがフェンスに手をつきながら何とかキャッチ。もうひと回り狭い球場ならこれもホームランだったかも。飛ばしますねぇ。 以上、印象に残った選手について書いてみました。 なお、表彰は 最優秀選手賞:鈴木亮投手(明治安田生命) 優秀選手賞:岡村憲二選手(明治安田生命) でした。おめでとうございます。 最後に客席の様子など少し。 球場に着いたときはガラガラで、一塁側・三塁側双方とも応援スタッフを入れて100人くらい? 代表決定戦にしては寂しいな、と思ったのですが。 でも回が進むに連れて仕事帰りのかたが駆けつけたのか、一塁側の明治安田生命はどんどん人が増えます。数百人くらいにはなったかな。一方のセガサミー側はあんまり増えませんでした。不思議。客層が違うんでしょうか。 で、試合後の一塁側はお祭り騒ぎで、表彰式が終わってもまだたくさんのお客さんが残って選手に声をかけていました。さすが、24年ぶりの代表決定だけあります。 一方、セガサミーは4日から始まる関東代表決定戦へ。メガホンを使って大きな声を出していた応援団の皆さま、また大田でもがんばってください。 試合当日に展開などを書いた日記はこちら。 →[日記]24年ぶり切符(6月26日の日記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは。伊東です。
大会3日目の拙稿できましたので、トラックバックします。今日は、色々詰まってて、付属のコメントを書くことができません。 また明日、余裕持てたらおじゃまします。失礼しました。 (2006年07月04日 01時00分21秒)
びーいとうさん
こんにちはです。いつもありがとうございます。 赤べこ、ここまで来ちゃいましたか。すごいです。 岩手県のチームにとって久々の代表決定戦ではありませんか? 明後日、いよいよですね。 (2006年07月04日 04時13分05秒) |