2009/02/16(月)18:36
豪州合宿は1勝1分3敗で折り返し
若手中心のWBC中華隊候補選手たちは先週から豪州合宿中。
パースで地元チームおよび豪州代表候補チームと5試合を戦いまして、結果は以下のとおりだそうです。
2/10 ●中華 2-9 Team USA WA
2/11 ●中華 7-9 Perth Heat
2/12 △中華 1-1 Perth Heat
2/13 ○中華 4-1 Australia
2/14 ●中華 8-9 Australia
詳しくはこちらから。
初戦は大敗の上に本塁で走塁死が2回、牽制死が1回、失策が3つと、何だか文字で見るだけで頭を抱えるような感じだったけども、その後は慣れて来たのか意外と(?)エラーも少なく、経過を見る限りでは変なプレーは少ないらしい。
負け越してはいますが、おそらく勝敗は度外視でしょう。前回大会のときも今回と同じような合宿行程で、そのときもパースでの5試合は2勝3敗。今回とさほど変わりません。
中華隊はこのあと、メルボルンに移動して豪州代表チームと4試合。
パースで対戦した豪州代表チームはPerth Heatチームの選手が主体でWBC豪州代表候補選手は半分くらいだったそうですが、これからメルボルンで試合する豪州代表チームは全員がWBC候補選手とのことで、練習試合も本格化。
葉志仙監督も野手のメンバーを固定したいとのことですし、「お試し期間」から「最終選考、絞り込み」へと移るのでしょう。
→[記事]經典大賽>中華移訓後4戰 目標固定陣容投手採比賽調度(NOWNews)(big5)
やっぱり代表枠争いでは、練習試合で多く起用されてる選手のほうが有利なのかな。
という意味ではちょっと意外なのは、辞退者がたくさん出た後で追加で選ばれた元暴龍の王傳家選手が、パースでの5試合ではずっとスタメン。一塁は合宿不参加組に強力選手がいるけど、これだけ使われてるってことは入選の可能性もそんなに低くもない?
ところで王傳家選手って今は無所属状態ですけど、このあとの職って何か決まってるんですかねぇ。張誌家投手みたく、当面は棒球協会が面倒みるってことなんだろうか。
一方、投手陣のほうは郭泰源さんの考えは少しずつ定まりつつあるようですね。
→[記事]經典大賽>李振昌、陳鴻文確定先發 郭泰源:擔心左投(NOWNews)(big5)
さて、メルボルンと言えば心配なのは例の山火事。えらいことになっているそうで…。しかも100年に一度レベルの異常な暑さとか。
メルボルンは私も5年ほど前にテニスを見に行きましたが、確かに晴れてると暑くて、35度とかいう日もありました。湿気がないので気温ほどは暑く感じないのですけども、晴れてるときは陽射しは痛かった。
(オーストラリアの南部はオゾン層に穴が空いてるから、日が照ってるときは肌を露出しちゃいけない、暑くても我慢しなさいと脅かされて行ったのに、現地のオバチャン達は皮膚が真っ赤になってても大胆なほどに露出しまくり。全身防護状態の私達は何だかバカみたいでした)
それにしても今年の異常高温では最高気温が45度だって。しかも湿度が10%以下と来れば、もうそれは砂漠と言ったほうが良いんじゃないの? ってくらい。もう全く想像がつかないレベル。そんな暑いのに野球して大丈夫?
一応、今週はウェザーニュースで天気予報を見ると予想最高気温が25度前後の日も多いし、いちばん予想気温が高い日でも36度だから、一時期ほどじゃないみたい。
そして中華隊の練習試合は夜にやるそうで、こうも湿度が低いとむしろ寒いかも知れません。大事な時期ですし、体調管理にはくれぐれも気をつけていただきたいものです。
気をつけて欲しいと言えばもう一つ。
前回大会の豪州合宿では、メルボルンで合宿を打ち上げた日に泥酔してホテルで「失禁事件」を起こしたんだった。
あのとき、しでかしてしまったお調子モノの選手達は今回はほとんど参加してないので心配しないで大丈夫、かも知れないけども、もう二度とあんなことがないようにお願いしたいです。