ライブドアの堀江元社長が逮捕され、去年の総選挙で自民党が彼を強力にバックアップしていたことが批判されていますが、小泉首相は、選挙の時のマスコミのフィーバーぶりを皮肉っています。テレビのワイドショーで取り上げられただけでなく、新聞や週刊誌でも取り上げられていました。全国的に注目されている人物を取り上げるのは、マスコミの責務でしょう。彼が立候補する前に書いた著書で「お金の力で出来ないことはない」とか「お金で人の心は変えられる」と主張していたことは周知の事実です。マスコミもそのことにはふれていましたが、天下の？朝日新聞でもその点を批判することなく、彼を紹介していました。証券取引法違反という犯罪の嫌疑で逮捕されたので、いろいろと堀江容疑者を批判的に取り上げるようになっていますが、金万能主義の象徴的存在に私には見えましたので、私はこの日記で彼の立候補を批判しました。自民党が大衆的な人気者を選挙で利用したということは事実ですが、悪いのは小泉自民党だけではないでしょう。