仙台市にある東北高校出身の荒川静香選手が、今朝金メダルを取りましたね。おめでとうございます。受賞後のインタビューを見ましたが、荒川選手意外に落ち着いていましたし、メダルを取れると思っていなかったので....と言っていましたね。金メダルを取れると思っていなかったということなのでしょうね。聖書にもオリンピックの情景を思い出させる言葉があります。もっともそれは古代オリンピックのことですし、まだ冬季オリンピックなどはなかったようですが。パウロがコリントの教会に書き送った言葉に「競技場で走る者は皆走るけれども、賞を受けるのは一人だけです。あなたがたも賞を得るように走りなさい。」とあります。オリンピックゲームにたとえて人生を語ったのですが、聖書を読む場合、その人の価値観や人生観が先走って読む場合があります。最近の風潮にある「勝ち組」の視点で読むと、賞を得られない単なる参加型の人生は無意味ということになりますが、はたして聖書がそのようなことを教えているでしょうか。ひとに負けない人生、蹴落としてでも勝利する人生を教えているのではなく、最後まであきらめないで走りぬく人生を教えているようです。ミスをしてもあきらめずに演技して銀メダルを獲得したアメリカのコーエン選手もまた立派でしたし、賞を得られなかったとしても、賞を目指して自分のベストを尽くすことがも勧められています。これが結構むずかしいのでよね。私たちの人生は大勢の観客に注視されたり、拍手喝采を受けないかも知れませんが、最後の最後で神からの栄誉を受けることができるような生き方が勧められているのではないでしょうか。
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最終更新日
2006年02月24日 17時54分15秒
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