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カテゴリ:健康カプセル!ゲンキの時間
「健康カプセル!ゲンキの時間」より
***肝臓をいたわるお酒の飲み方*** ドクター:西﨑奏弘 二日酔い・悪酔いを防ぐ!肝臓をいたわる食べ物 ・サラダの食物繊維で悪酔いを防ぐ 野菜に多い食物繊維は、胃の中に長く留まるため、アルコールの吸収を緩やかにし、結果、悪酔いを防いだりする働きがあります。また、自宅で食べる時には、「ブロッコリースプラウト」がオススメ。強い抗酸化作用で肝臓の防御機能を高める効果があり、他の生野菜と一緒に食べれば、食物繊維も同時に摂れて、悪酔い・二日酔い予防に効果的です。 ・お刺身を食べるなら、マグロとタコがオススメ マグロの脂に含まれるEPAとDHAには、肝臓の働きを活発にする働きがあります。一方、タコには「タウリン」というアミノ酸が含まれていて、肝臓を守る胆汁を出しやすくし、肝臓を保護します。同時に摂れば、肝臓の働きを良くするだけでなく、保護もしてくれます。 ・二日酔い予防に、飲み前に飲む「ウルソ」 正式名は「ウルソデオキシコール酸」。クマの胆のうから発見された胆汁酸で、肝臓に作用して胆汁の流れを良くしたり、肝臓の機能を高めたりする効果が期待できます。元々は処方薬でしたが、現在は錠剤や飲料としても市販されています。 ・「油」が悪酔いや二日酔いを防ぐ 油ものは、食物繊維と同じように消化に時間がかかり、胃に長く滞在します。そのため、アルコールの吸収を防げます。しかし、カロリーを考えると、食べ過ぎは禁物。揚げ物でも、エビの素揚げなどカロリーの低いものを選ぶようにしましょう。また、揚げ物が苦手な方は、マグロのカルパッチョがオススメ。オリーブオイルで油を摂り、マグロの脂に含まれるEPAやDHAで相乗効果が期待できます。 ・ノンアルビールで二日酔い予防 アルコールを飲むと、どうしても飲んだ分以上の尿が出てしまいますが、ノンアルコールビールなら、飲んでいる気分のまま水分補給ができます。脱水や二日酔い予防につながります。 ・しめを食べるなら「蕎麦」がオススメ お茶漬けは、糖質が高く血糖値を上昇させます。できれば、しめは我慢するのがベストですが、どうしても食べたいならオススメは蕎麦。ルチというポリフェノールの抗酸化作用で、肝臓の機能を助ける働きがあります。 ・1週間トータルで適量を守る 日本酒換算で3合以上を常習的に摂っていると、様々な生活習慣病を含めた病気が発生する率が高くなります。1日のアルコール量は20g。それで足りない場合は、1週間トータルでアルコールの上限を越えないように飲みましょう。1週間の上限は、休肝日を2日作りアルコール量60g。日本酒なら3合までが目安です。 <1日の適量アルコール20gの換算目安> ビール中瓶1本(500mL) 日本酒1合(180mL) ワイングラス2杯弱(120mL) 「健康カプセル!ゲンキの時間」より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.02.25 23:00:12
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