カテゴリ:肉体派
5年ほど、スポーツジムに通っている。目的はやはりダイエット。
たるみがちな体に喝を入れ、あわよくばナイスバディに…なんて幻想を持ちつつ通い始めた。 初めはとにかく筋トレ。ボディパンプにはまった。 皆で音楽に合わせて、教祖様みたいなマッチョなインストラクターの指示に従い、黙々と体を動かすうちに、脳内麻薬が出て来て、「もっと筋肉を動かしたい!」みたいな変に高揚した気分になる。ナチュラルなドーピング、みたいな。 すごく疲れるのに、何故だかすごく楽しい。皆で、音楽に合わせて…なんて、冷静になれば、こっぱずかしいシチュエーションなのにね。 とにかく、なんだか知らない泥沼に、私ははまっていくのだった。 元々スポーツなんて嫌いで、授業以外でしたこともなかったのに、いや、だからこそ、ちょっと出て来たドーパミンにことさらうっとりしてしまったのだろう。初めて砂糖の甘さを知った子供のように。 心地よい筋肉疲労。日に日に発達して行くマイ筋肉。特に肥大しやすい大腿四頭筋は、正座した時、びろ~んと横に流れていたくせに、立体的に盛り上がっている…筋トレって、ステキ、これがアタシ…?? またまたうっとりする日々…やればやるほど、イイ(?)筋肉がついてくる。歩合制の仕事をしたことはないが、成績のいい、セールスの人って、こんな気持ちなのか!? そして、筋トレの顛末。ジーンズがビッチビチになっていた。はちきれそうだ~。 橋本聖子みたいだ~~。 …それに気づいたその日から、ボディパンプを行ってはいない。熱しやすく冷めやすいヒトなのね~~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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