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じあむ
日本酒好きでアジア好きなじあむの、「もうこれ以上お買い物しちゃだめよ」的訓戒をこめた、ページでごじゃります。
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いやんな事件が起きました。
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story.html?q=15fuji67677&cat=7
http://www.sankei.co.jp/news/060215/sha053.htm
ウサギを面白半分で蹴り殺すとは…。
それも小学校で飼っているのをわざわざ盗み出してくるなんて。
安全な柵の中で暮らしていたウサギにとって
ものすごい恐怖だったと思うと、
胸が痛くなると同時に、どうしようもない怒りを感じてくる。
この手の問題は、動物愛護だけじゃなくて
もっと根源的な問題を包括してように思う。
例えば、平成元年に東京・綾瀬で起きた
女子高生コンクリート殺人事件などと同じ色合いを感じる。
ウサギと女子高生を同レベルで語るのは
命の重みという点では同等だからだ。
絶対的に力のある者が複数で、抵抗できない相手を責めて死に到らせる。
そこには正義もなければ救いもない。
あるのは悪意と恐怖だけだ。
もっと恐ろしいのは、悪意が意識されていないこと。
だから残酷なことが平気でできてしまう。
想像力の欠如です。
では何故、悪意が意識されないのか?
小さな子供が残酷であることは、映画「禁じられた遊び」でもわかるとおり
「それがいけないこと」だと知らないからだ。
年齢が低ければ当然経験値も低く、よって仕方ないこともあるだろう。
しかし、今回のウサギの件にしろ綾瀬の件にしろ、
犯人側はいずれも17~18歳の青少年である。
決して低い年齢ではない。
正常な精神ならば、少なくともやっていることが
どれほど残酷か判る年齢である。
ニュースを見る限りは特に知能が遅れているわけでもなさそうだし。
ということは、つまり彼らは歳相応の経験を積んでこなかったことになる。
どちらの事件とも、犯人たちはそろって無職であり、
同時に、事件とは別の容疑や非行歴をも持っているらしい。
どうやら心身の成長期に、大切なことを学んでこなかったようだ。
しかしながら未成年の彼らは「少年犯罪」ということで、
いずれは刑務所から出所する。(綾瀬の犯人は主犯格以外はすでに出所済)
そして彼らもいずれは結婚し子供を育てていくであろうことを想像すれば、
服役中に、自分たちの犯した罪の深さ・重さを理解し深く反省し
心から懺悔してくれることを願わずにはいられない。
それでも失われた命は戻らないのだけれど…
そしてこれらの事件が氷山の一角ではないことをも、願わずにはいられない。
こんな無意味な死なんて誰も望んじゃいないんだから。
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