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Oct 9, 2006
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カテゴリ:バレエ劇場鑑賞
「ライモンダ」(全幕)

【振付】マリウス・プティパ
【作曲】アレクサンドル・グラズノフ
【改訂振付・演出】牧 阿佐美
【指揮】オームズビー・ウィルキンス
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

【ライモンダ】ダリア・パヴレンコ(マリインスキー劇場バレエ) (7日)
       スヴェトラーナ・ザハロワ(ボリショイ劇場バレエ) (9日)
【ジャン・ド・ブリエンヌ】ダニラ(マリインスキー劇場バレエ) (7・9日)
【アブデラクマン】山本隆之(7日)
         森田健太郎 (9日)

ダニラ、ありがとう。。。(未完)

*その後。ちと冷静に・・・*

ライモンダといえば、この新国立で前に観たのと、
ボリショイとパリオペをDVDで見たのと、ガラでちょろちょろ観てるのと、
ってほどの知識しか無いので、演出が、衣装が、振り付けが、、
云々を語ることはできないけど、たぶん、にわか知識をいっぱい詰め込んで
行ってたとしても、周りはほとんど観れなかっただろうな~。
なにせ、1回目はダニラ6.5,パブレンコ3.4、その他0.1。
2回目は、ダニラ6、ザハロワ3、その他1くらいにしか、目が行かず。

早々に登場する2人。ジャン・ド・ブリエンヌはあっという間に遠征。
でも、私に強烈な思いを残して彼は去りました。
ライモンダが、アブデラクマンに落ちず、待ち続けたのに納得。

その、待ち続けたパブレンコ@ライモンダがとっても良かった~。
アレクサンドロワと同じような、健康的で美しい背中。(でも顔は圧倒的に
こちらの方が姫・・)
そう、姫なんだけど、人間くささがあり、オーロラ姫とかより大人で、
でも、おきゃんすぎるわけでもなく、アブデラクマンを露骨に拒絶しきれない
遠慮もあり、でもジャン・ド・ブリエンヌを待つ芯の強さはあり、
そんな、ちょっと人間臭い姫をうま~く表現してたと思う。
腰回りがあれれ?なところもあったけど、やっぱり一歩出す脚はワガノワだし、
腕も、ちと短い(頭が大きい)なりにワガノワだし、特に、夢の中は良かった~。
夢見るお姫様ってのは、あれよね。夢うつつな中でダニラに抱かれて、
私も夢のような気分でした。
1カ所だけずっこけて残念なミスもあったけど、さすがのダニラのサポート。
何事も無かったかのようにしっかり抱いて、最後はぴしっと決まり、
すてきでした。

そのダニラ@ジャン・ド・ブリエンヌ。
もちろん、最初から色眼鏡で見ていたからもあるけど、
私に強烈な印象を残して、彼は、遠征に旅立った。
そしてライモンダの夢に出てきた彼は、本当に美しい王子様・・・
ではなく、白い騎士、、、戦士、、、うん、白い騎士だった。
一歩出す手の指先が美しく、音もなく飛ぶ彼は、まさに、夢の中の騎士。

って、うっとり観てたけど、、、
ふと冷静に観ると、なんて舞台が狭いのでしょう!窮屈そうに飛ぶ
ダニラが不憫でした。距離を計算しつつ飛んでも、つい端っこに音もなく着地。
ホワイトナイトでありつつ、ふと現実味を出すダニラがかわいくもあり。

そして、ちょろちょろまとわりつくアブデラクマン(いや、
新国立の方は悪くないんだろうけど、いかんせん、どう頑張ろうが小さいし、
どう鍛えようが、その腕の盛り上がりはルジマに遠く及ばないし・・・)の
前にさっそうと凱旋するダニラ=ブリエンヌ。
勝敗は一目瞭然でしょなんて思っちゃう2人の対決も無事終わり、
結ばれるライモンダとブリエンヌ。
ストーリーを書けば書くほど、陳腐なストーリーだけど、でもでも、
感動しちゃうのは、やはり、2人のすごさであり(プティパもすごいですが)。

こうやって思い返せば返すほど、この2人のライモンダをもう1回
見たくなるわけでした。にしてもほんと、ザハロワ分も観ることにして良かった。
もしこの機会が無かったら、舞台装置とコールドと、見ないで終わる所
でした・・・

そのザハロワはつづく。

***

多少の余裕ができて、2回目の鑑賞。

・・・うーむ。ザハロワはやはり、好きではないな~。
ギエムがよく言われてたことだけど、ザハロワも、ザハロワ過ぎるのよね。
世界最高のオデットと言われてるけど、オデットしかできないのでは?
高貴と言えば高貴だけど、高いところに居すぎるのよ。
四六時中気品高く動くように作られたアンドロイド。。。

ダニラが控えめなせい?周りが小さいせい?いや違う。
ドンキでもジゼルでもロミジュリでもファラオでも眠りでも、
いつもザハロワは同じ調子で、他の人たちの常に上に居るのよね。
表情もいっつも気高くて、ワンパターンだし。。
踊りはすごいから、技術見たさにまた見るだろうけど、
キャラ的には好きにはなれないな~と再認識。

しかーし、ダニラとザハロワが並ぶと、新国は土曜以上に
引き立て役にしか見えなかったな。やっとこさ新国に目が行ったけど、
女性陣はともかく、男性陣はどうしても、差がありすぎる・・・。
この前のテレビで都ちゃんが、体型のハンデを克服した話をしてて、
あれには納得し、感動したけども、現実はやはり厳しいね。
新国は、東京バレエと同じに気に入ってはいるんだけどね。でもね、
背と足の長さはどうにもならないとしても、ダイエットはできるよ。
アブデラクマン。

こうもりの時は、フェリとテューズリー以外もきちんと観れたのに、
ダニラが主役だと、こうも目が行き届かないのね。
相変わらず繊細なダニラ。ザハロワと並んでさらに謙虚でしたが、
やっぱり良かったわ。
繊細で謙虚で、でも踊りはダイナミックなダニラが好きです~。





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Last updated  Oct 11, 2006 12:51:58 PM
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