徒然日記

最近久しぶりに我が家にホームスティしていたカナダ人の女の子から手紙が来た！
（カナダに帰った頃とは比べ物にならないくらい日本語が崩れてしまった。。。使わない環境にいると外国語の維持は難しいのだろう・・・。）

彼氏ができたらしい！！
「おめでとう！！彼氏の写真を送って！」などなど・・返事を書いて送った。


彼女が我が家に来たのは２年近く前。
彼女は我が家にくる前２ヶ月半違うお宅でホームスティしていた。

まだまだ日本語はおぼつかなかったがお互い辞書を持ってコミュニーケーションをとっていた。

我が家にはそれまでにも何度かホストファミリーの話しがあった。

メキシコ人の男のこ・ギリシャ人の男のこ・フランス人の女のこ・・・・。

通う学校まで遠かったり・祖母の闘病・・・・いろいろなことで流れていた。

兄たちの部屋も空いたし・・・ということで２年前初めて受け入れた。
決まったのは彼女がくる２週間前！！

急いで母と兄たちの部屋の掃除をした。
兄たちの部屋は謎のスライム（？）が出現したり（たぶん食べ物が発酵したんだと思う）・・・我が家の秘境だった。
それの掃除だ。。。本当に大変だった。。。
男３人分AV・エロ本などなどたくさんでてきてうんざりしてしまった。
男ばかり育てて慣れっこの母ですら「吐き気すらする」と・・・（笑）


私が仕事に行っているうちに彼女は我が家に来た。
帰宅したら「おかえり！」と言われてびっくりした。
心の準備をする時間がなかった（笑）


我が家は母、私そして当時癌をわずらっていたがまだ元気だった愛犬の２人＆１匹暮らし。
母はこんなに身近での異文化との交流は初めてだろうし大丈夫だろうか・・と心配したが・・・いらぬ心配だった。

身振り手振りを加えて会話をし、私が帰るとリビングから笑い声が聞こえていた。
彼女は家にいるときはいつもリビングにいた。
カナダでもそうだったらしく・・・家族といる時間をとても大切にしているのが話しからもわかった。

けれど・正直な話し・母はとても疲れてしまっていた・・・★

ちなみに愛犬は全くなつかなかった。もともと愛想がないこなので（猫科のイヌ、なんて言われていたほど愛想がない。ねこちゃんの方がよっぽど愛想あります。）予想はついていたけど・・・４ヶ月も一つ屋根の下にいたのに（＾＿＾：）
犬なりになにか違うものを感じていたのかな？？



ちょっと話しはそれるけれど・よく「日本人の学生は・・・」と言った批判を耳にする。
日本の学生は甘えているが、欧米諸国の学生は非常に勤勉だ、という意見もよくあるが・・・これは国で比較できるものではなく個人個人だろう。
彼女もやはり日本の高校生と大差なかった。
高校生は高校生だった。


もちろん・毎日いろいろなことをスポンジのように吸収してくる彼女は私にはいい刺激になった。

今振り返ってみて、４ヶ月彼女を預かったけれど、だいぶ気を使いすぎたと思う。
もっと自然に受け入れればよかった。

どうしても「お客様」感覚になってしまった。
（彼女もとてもわがままになってしまった・・・）

せっかくの日本。いい印象を残して帰ってほしいなぁ、と思って勝手に無理をしてしまっていたのだが・・・（＾＿＾：）


彼女は日本食を好んで食べた。
その点・手がかからなかった。
味噌汁も大好きだったし、よく２人で黒豆をおやつ代わりに食べた。

一応キリスト教徒だったが特に深い信仰もなく日本人に多い「一応仏教」と同じようだった。
宗教に関しては心構えをしていた分拍子抜けした。

食べ物に関しても特に食べれないものもなく・私が生で卵を食べることに関しては「気持ち悪い！」と言っていた（笑）
まぁ・これは日本人からも言われますね。


月に１度は必ず彼女の両親から「お世話になっております」といった手紙（英文）が届いた。

考え方は違えど感謝の気持ちは変わらないのだろう。


もちろん日本人とは少し違うと思う。

日本人ならホストファミリー終了後「ありがとうございました」と手紙を送るだろう。

彼女の両親はそれはなかったけれど毎回毎回感謝の気持ちを手紙いっぱい示してくれた。

こういった細部への思いやりは日本人ならでは？？
（人にもよるでしょうが・・・）

日本人は欧米と比べて狭い間柄で感謝の気持ちや優しさを示す。
狭い間柄で愛情や優しさのやりとりが行われているのかな？？

欧米はどちらかというと広く愛を配るのかな？？
そういった違いがボランティア活動の活発さにでているのかもしれない。

ちょっと浅い考えで申し訳ない。
もうちょい突き詰めて考えてみます。


その他彼女と私の中で考え方の違いを感じたこともまだまだあります。
動物との共存、食べるという事・・・などなど。

まとまりしだいまた書きたいと思います♪



うまくまとまるかなぁ・・・・？？？？