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カテゴリ:学校
「医師が差別意識持つのは普通だ」
「医師は特権意識持ってる」 「謙虚になれる社会的土壌にない」 とある方からコメントをいただいた。 今日はそのことについて。 確かにそうだ。 実際、医者になっていない私でも差別意識はある。 でも差別意識を持っていない人はいるのだろうか・・・? (以前日記でも書いたような気がする。) そんな人にあってみたいものだ。 人に対して優越感を持ったことはないだろうか? 「私は○○よりも足が速い」 「私は○○よりも頭がいい、仕事ができる」 「私は○○よりも顔がいい」 などなど・・・。 そして身体、精神、知能障害者を見ると 「あ~、普通でよかった」と思うことはないだろうか? 「五体満足に生まれてきてくれればいい」と 母親なら思うものではないだろうか? それもひとつの差別意識であろう・・・。 そして「特権意識」とまで言っていいのかわからないが 自分の仕事に誇りを持っているのは確かだ。 「特権」と言うほど勤務医は給料はもらっていない。 一部の開業医にばかり皆さん目がいっていないだろうか? 給料以上の仕事をしていると思っている。 むしろもっと楽して稼ぐことなんていくらでもできる。 何をもって特権意識としているのかがよくわからない。 「俺は医者だからお前らより偉い」ということだろうか? まあ、実際おじさん医者には多いだろう。 だが私が今まで出会ってきた40歳代ぐらいから下の医者たちは 本当に仕事が好きなんだな、と感じる。 そうじゃなくちゃあんな仕事はできない。 「誇り」を持って仕事ができると言うことほど 生きがいはないのではないか? (まだ働いてないからわからないが・・・) ただ「謙虚になれる土壌にない」ということには はっきりと否定したい。 それはない!! あんなにいい人たちに対して あんなに皆のことを思っている人たちに対して あんなに謙虚にひたすらにがんばっている人たちに対して 失礼だ。 まあ、批判は受けるだろうけど・・・。 私は医学部にきて あと少しでその医者になろうとしているが 他の道に進まなくてよかったと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.01.05 00:37:34
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