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母の日なんてしらばっくれたかった。こんなの、悲しくなる日じゃん!
しかし、ネットサーフィンしてさっき上野千鶴子さんのことを書いたら別の記事にもたどり着いた。 上野先生はお父様が苦手だったそうで、遠距離介護には抵抗がおありだったそうだ。 その時に友人に言われた言葉が「親はみんな未熟」だそうだ。その言葉で割りきりがついて、お見舞いに行かれたそうだ。 親はみんな未熟…そうだよなあ。私だってそんなにいい親じゃなかった。 しかし、それは未熟の度合いもあるんじゃないか。虐待のような育てられ方をして、それでも日本は親孝行が美徳とされる。 辛い時いつも余計に苛めてきた母を思うと複雑だ。親孝行なんてしたくない。なぜ、苛めたこどもに親孝行されるのだ。 しかし、今日は上野先生の記事を読んだから、これもご縁なんだろう。 ちょっと高めのおみかんを持って実家訪問した。母は喜んでいたけど、わからなくなってきていて、私が父のお金を引き出したとか訳のわからないことも言っている。そんなこと、できないように日本の法律はなっていると説明したが、相変わらず自分が被害者というスタンス。 まあ、それも仕方ない。 また父の女癖が悪くて…と悪口も始まったが「そんな話は聞きたくない」と遮った。 親孝行なんてしたくないが、可哀想な老人と思えば別だ。この人、生まれも育ちも遺伝子もみんな残念な人だなとは思うが親だと思うから腹が立つ。気の毒な人なのだ。それがみかんをもらって喜んでるんだから、まあ、悪いことでもないか。 みかんにしたのは母は昔から母の日に花を買うのは割高で悔しいと怒る人だったから。今はそんなことも忘れているようだけどね。 母は未だに自分の父親を憎み、悪口ばかり言っている。見苦しい。もうこの世にいないのに。私はそこをひょこっと乗り越える。 私も少し丸くなったのかな。 お父さん、お兄ちゃん、これでいいよね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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