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我輩はドラ猫である

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桃太郎715

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December 28, 2021
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カテゴリ:母ちゃんの日常
週刊文春は好きだ。面白いエッセイが多いから。芸能ニュースが好きなわけじゃない。何しろテレビがないので、最近の芸能人のことは全くわからないし、なんのことを言っているのかわからぬ。

先週の文春は衝撃的だった。いくら芸能界に疎くても同世代の歌手はわかる。その娘が二世でやはりスター街道を上がっていくのは微笑ましく、励まされることだった。

恋愛や結婚で躓くのが若い女性にとってどんなに辛いか、さんざん苦労してきたから胸が痛む思いで読んだ。

私の父は優しいが、浮気はしょっちゅうだった。そんな中で育ったので、私は基本的に男はどうしようもないよねと思っている。それはもう、遺伝子のなせる業で、奥さんがいくら怒っても治らない。

だから二股交際とか聞いてもそこはそんなに驚かない。いいか悪いかは別にして。ただ、うんざりしていたから、浮気性でない男を選ばないと苦労すると思っていた。

でも浮気性でなくても、苦労することはたくさんある。

文春を読んでショックだったのは、二股かけられたことより、「お前なんかお前の母親と同じだ!」と罵られたと書かれていたからだ。事実ならこれは辛い。母親とは違う生き方をしようと努力している女性に、この言葉は胸に突き刺さる。努力したってやはり駄目なんだと思うしかない。人はそうやって人を判断するものなのだと悲しくなるだろう。

なんでそこに共感しているかというと若いときに似たようなことを言われたことがあるからだ。我が娘の名誉のために言っておくが、それは娘の父親である元夫ではなく、別の男性だ。

ただ、私はなぜそんなことを言われるのか深くは理解していなかった。突き詰めていたら生きていくことが本当に嫌になっただろう。

私はまだ希望を抱いていたのである。いつか本当に母を乗り越えられる母親になる日を夢見て。

その後、実母とはまた違うタイプで私もダメ母だと思い知ることになったわけだが、30代のときの私はまだまだ楽観的だった。

元夫にも喧嘩のときに言われた。
「お前なんか親にも愛されずに育ったような女なんだ!」

これ、傷ついたかというとそうでもなかった。やはり他人から見てもそうなんだなと冷静に受け止めた。まあ、親の愛情の表し方なんか千差万別、不器用な人もいる。本当は愛情があるのにうまく表現できない人もいる。そして残念なことに本当に愛情のない人もいる。そういう人はやはり親に愛されずに育っている。その愛情は配偶者や恋人に求めてはダメだ。だって親じゃないんだから。でも求めて恋愛依存になってしまうこともあるだろう。

残念なのかそれで良かったのか私はそんなに恋愛体質ではない。まあ、女子力が高くないことをよく自覚しているので、そんな機会はめったに巡ってこないと若い頃から承知していた。

私の愛情はこどもと飼い猫に向けられた。それで良かった。平和だから。

素敵な人を見ればいいなあと思うくらいの淡い恋愛感覚はまだ持っているが、それは見ているだけ、眼福というやつですね。

とにかく、母を乗り越えようと頑張っている女性に「母親と同じだ!」だけはタブーな言葉なのだ。出自は変えられないし、その人のせいじゃないのだからいじめと言われても仕方のない言葉なのである。

男は女性ほど言葉巧みに話せないので、追い詰められると相手が一番傷付きそうな言葉で攻撃してくるという幼稚なのも少なくない。これは学歴と関係なく、ボキャ貧のやる意地悪である。

こんなのに引っ掛かってはだめ。だけど恋愛中は冷静になれないんだな。だから相談できる人がいるといいんだけどね。

命を絶たなくても、解決方法はあっただろうなあ。運悪く変なのと付き合っちゃうと…若いときはすぐ次の恋愛に走りたくなるものな。

私だって娘がいたから頑張れたのだ。いなかったら絶望して、生きる望みなんかなくしていたかも。

その娘も自立した。もう二度と一緒に暮らすことはないだろう。それでいい。巣だったのだ。

ここちゃんと平和に暮らして幸せだ。それくらい猫というのは人を癒やす力が大きい。

離れて暮らしていても娘が元気で幸せならそれでいい。こどもは生きていてくれたらそれでいい。

それが叶わなかった聖子ちゃんを思うと暗澹とする。





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Last updated  December 28, 2021 11:41:21 PM
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