桃の缶づめ

裏千家で毎年青年部会員を対象に実施されている、「青年講習」に、ためしに応募したところ、当たったので京都へ３日間＋前泊の講習へと出かけました。

昼過ぎに関空に到着して、北海道との気温差にいつもながらびっくりしつつ、都市間バスで京都入り。

この日は、講習関係は夕方の受付とオリエンテーションだけなので、３時半くらいに指定のホテルにチェックインした後、近くの清明神社を初訪問してみました。
星のマークでお馴染み、漫画の大ヒットで人気急上昇した清明神社。
行ってみると、意外にこじんまりした神社で、西陣の街の真ん中にちょっこりとある感じです。
トロルみたいな鬼の像やら、阿部清明さまの神通力の解説パネルなどがあり、そして厄を払うという巨大な桃がＨＮにも使ってることもあって、桃にはことのほか愛着があるわたくし・・・もちろん記念写真を撮り、なでなでして参りました。

夕方の受付があるので、あまり遠くに出張るわけにも行かず、その後、西陣織会館というところへ行ってみました。観光客や外人さん相手に、キモノショーを見せたり、西陣織会館でありながら、安っぽいポリの和風小物を大量に販売してるのは、いかがなものか・・・
しかし、綴れ織りや、紋型紙などの職人さんたちが、実際に作業を見せてくれるのは、なかなか面白かったです。

講習中は、宗家の指定した今どき珍しいような、ボロンコのビジネスホテルに泊まらなくてはなりません。しかも、同じ講習を受ける見知らぬひとと、相部屋なのです。
いったい、どんなひとと一緒になるんだろ？３日間も一緒に寝るのだから気難しいようなひとだったらイヤだなぁと心配していましたが、お部屋は和室で３人一緒の部屋で、ひとりは福島の若くておっとりした可愛らしいひとで、もうひとりは埼玉の若い人妻で、物言いの可愛らしいふんわりした雰囲気のひとで、安心しました。

その後、この部屋の３人は、自称「ゆるい組」として講習中同じ班で行動をともにすることとなったのです。つづく