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カテゴリ:邦楽
同じ創明音楽会の藤の会のおさらい会を聞いてきました。 二部に分かれて、第一部12曲、第二部5曲、全部で17曲の大演奏会です。 とっぱじめの六段には間に合いませんでしたが、二曲目から全部聞きました。 ちょっと尺八が・・・・・・・と思うところもありましたけれど・・・・・・ 第二部は、先生たち中心で大曲ばかりで1.春の海(宮城道雄) 2.筝二重奏ソナタ(小野衛) 3.夜々の星(光崎検校) 4.水の変態(宮城道雄) 5.四重奏曲(藤井凡大)とうプログラムでした。 「水の変態」はやっぱりいつ聴いても、うっとりするくらい素晴らしい曲。この曲をわずか16歳で作曲したっていうその一点だけで、もう私にとっては、宮城道雄先生は神ですね。 小野衛先生の「筝二重奏ソナタ」も良かった。曲の構成が面白いし演奏も息のあったおふたりの演奏で、めりはりあって生き生きしてました。 うちの流派の北海道の社中ではいちばん人数が多いお社中なので、出演人数も曲も多くてうらやましいですが、それでもやはり中高生らしき姿はないし、大学生から二十台くらいのひとも少ないし、十七絃の弾き手は先生ひとりしかいらっしゃらないし、こんなに大きな社中でもなお、次代の後継者は不足がちなのだなぁと改めて感じさせられました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月03日 23時09分05秒
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