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テーマ:好きなクラシック(2326)
カテゴリ:音楽
友人とスロバキア国立オペラによる「ドン・ジョバンニ」を見に行きました。 スロバキア国立オペラは、ほとんど一個人の方の努力で公演を呼んでおり、去年初めてスロバキアオペラの「蝶々夫人」を見に行って、面白かったので今回ご案内もいただいたので再び見に行ったのです。 伴奏は、ピアノのみ、舞台装置はテーブルと椅子のみで、場面ごとのストーリーの解説と照明の色や雰囲気、そして歌手の演技力によって3時間以上かかるオペラをぎゅぎゅっと約90分に凝縮した、わかりやすくリーズナブルな企画です。 原語だけで3時間以上上演されても、よほどのオペラ通でないと飽きるし疲れるし、豪華絢爛な舞台装置とオーケストラごと引越し公演だと、チケット代も軽く万を超えちゃうので、オペラフリークでもない私たちには、ちょうどいい公演なんです。 今回はじめて、ヨーロッパでは常に大人気という「ドン・ジョバンニ」の話の内容がわかりましたが、なんとなく先入観で、面白おかしいお話だと思っていた(ドン・キホーテみたいに?)ら、全然ちがって、主人公のドン・ジョバンニはとんでもない女たらしの悪漢でしかも人殺しで、幽霊をも恐れず冒涜し、最後には殺した相手の冥界からの呪い?恨み?によって地獄に落ちる、というなんともピカレスクなストーリーでした。 これは、ストーリーというよりもやはりモーツァルトの音楽の素晴らしさで人気があるんでしょうねぇ。それにしても、「草食系男子」とかいう最近の若いモンに比べたら、さすがヨーロッパの昔の男子は超肉食系だわぁ。 今回は、第一部が「ドン・ジョバンニ」第二部が「オペラ・アリア集」だったので、変化もあり名曲がたくさん聞けてよかったです。 また来年も行きたいです。
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最終更新日
2010年01月26日 22時25分01秒
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