桃の缶づめ

2010/03/28(日)07:53

ハワイ演奏旅行その5~こしらへと親善の夕べ

着物(129)

ホノルルフェスティバルでお筝を演奏したときのわたしのこしらへはこんなでした。 黒地絽につた文様の訪問着 白地波文絽袋帯 白地に藤色絞絽縮緬帯揚 藤色帯締 後ろ姿 ハワイに敬意を表して、アタマに巨大ハイビスカスをくっつけて・・私は絽を着ましたけれど、3月のハワイはそんなに酷暑ではなく、爽やかで朝夕は涼しいので、単衣でも大丈夫です。お仲間もそれぞれ、単衣のひとも絽のひともいました。演奏が終わって、また楽器を運んで長距離ウォーキングwithお筝一式・・ 楽屋まで運んで、お筝の片付け。お筝は荷物運搬で傷まないように楽器屋さんが作ったダンボールのカバーをつけた上で筝袋に入れるので、ぎっちりでなかなか大変。そして皆着物を脱いで、着替えと着物の片付け。着物を脱ぐと大汗かいているので襦袢も着物もじっとりです。帰ったらすぐにお手入れに出さないと・・身軽になったところで、袋に入れたお筝をまたまた長距離運んで、一階の広い物置スペースのような場所に置きに行きました。そこに運送屋さんが取りに来て、そのまま楽器は空港まで直行するのです。着物を入れた大きなバッグも夕食が終わるまで、楽器のそばに置かせてもらえることになりました。もう既に、親善の夕べ会場の前には、参加者が並びはじめています。私たちも並び、前のほうの位置に並びました。会場が広くて、お料理を配る場所が点在してるので、まずは自分たちのテーブルを確保し、欲しいお料理は急いでもらいに行かないとダメらしい・・お料理は、それぞれに配られたチケットと交換する方式で、皆そのチケットのお料理名を眺めながら、どれから先に行くべきかと作戦を練ります。おしゃべりしてるうちに、開場になりました。まずは、皆でテーブルを確保します。テーブルはわりと小さいので4人くらいでひとつなので、私たちで隣り合ったテーブルを4つほど確保して、テーブル番の人を残して、それぞれお料理を取りに行きます。会場もひろいけれど、参加者もすごい数なので、お料理ブースの前はあっという間に長蛇の列です。一度に二つのお皿くらいしか持てないので、代わりばんこに、「並ぶ・もらう・戻る・食べる」をひたすら繰り返す・・・ 「親善の夕べ」といっても、あまり親善を深めてる暇はないのです。お料理は、ハワイの有名店が出てるらしくて、どれも味は美味しかったです。まぁ、デザートは別として・・ 次回にハワイに来るチャンスがあったら、ここに出店していたお店に行ってみてもいいなと思うレベルでした。次回のためのメモ 「ハレクラニ」「マリポサ」「ザ・ビーチ・ハウス・アット・ザ・ウェスティン・モアナ・サーフライダー」「3660オン・ザ・ライズ」「ノブ・ワイキキ」「ルース・クリス・ステーキハウス」「ウルフギャングス・ステーキハウス」「箱根レストラン」お食事の最中も、ステージではパフォーマンスをやっています。 関西から修学旅行で来ているという高校生の大集団のダンスや(空港でずっと一緒でした)、今回のイメージソングを作ったという、まだ十代のウクレレ奏者、1回目から今回の16回まで一度もかかさず毎回参加しているという元気いっぱいのよさこいの会など、ちょっとお腹が落ち着いたら、ステージも面白かった。 親善の夕べで演じられた、16回全回出場の高知のよさこいチーム「須賀連」さんステージのパフォーマンスを見てるうちに、私ったらひとり泣きそうになってました。会場に良い「気」が充満してたのもあるし、こうやっていろんなところから、ホノルルに集まってそれぞれにパフォーマンスして楽しく時間を過ごして、平和に満ちて、このアロハスピリットが世界中に広がれば、戦争や争いごとなんてなくなるのになぁと、そんなことを思ってしまって・・普段の演奏会に出ても、そんなことに思いがいたることはないから、やはり海外で演奏するっていうのは、そこでしか得られない実りがあるのかもしれません。親善の夕べも終わりに近づき、私たちは預けてある荷物があるので、そこまで取りに行って、バスに乗ってホテルに帰りました。 私は立食パーティって疲れるから好きじゃないのですが、楽しいからか興奮してるからか、ハワイの癒し効果か、あまり疲れた~とも思いませんでした。明日は、1日自由行動。続く  

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