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ペンタックスSP タクマー55mm F1:1.8 f2.8? 1/60? AgfaVista100 新婚旅行に行くために買ったカメラはミノルタのα5xiでした。何か粒子の粗い写真ばかり撮れる、駄目なカメラだと思いました。カメラと云うかレンズが駄目だと思ったのです。暗いレンズはよく写らないと何かで読んで(これは全くの勘違いです)、それでかと思いましたが、明るいレンズはカメラ本体より高いので、とても手が出ません。ズームを効かしてシャッターを押すこと自体は楽しかったのですが、何時か飽きてしまいました。(ネガの露出が足りないと、プリント粒子が粗くなったり、かぶったようになったりします) スメ8君を最初に知ったのは雑誌の記事ですが、手に入れたのはインターネットを通じてです。私がスメ8君を買うに至る経緯は、言うなれば、パソコンやデジカメやプリンタなどのハードや画像処理ソフト、インターネット等の環境が整ってきた帰結とも言えます。写真やカメラで疑問なことがあると、最初に調べるのはインターネットです。一方で、デジカメが普及した事で、銀塩カメラやフィルムの消費が落ち込み、街中の写真店(DPE屋さん)が廃業していく。 話は飛びますが、昔、シャープとカシオが薄型の計算機の売り上げを競っていた頃、日本橋へ父について買いに行った事がありました。今はデジカメとか携帯オーディオとかが店頭に並んでいますが、あんな感じで、計算機が並んでいたんです。太陽電池ではなく、電池式ですから、いずれ電池が切れてしまいます。その事を父が訊いた時、店員さんの答えて曰く、「普通の人が一生の間に電池を使い切るほど計算をする事はありませんよ」。結果は、全然違いました。計算機の普及が、日常生活での計算の量そのものをとんでもなく増やしてしまいました。同じように、パソコンが普及した為に、多くの人がExcelを使わなければ仕事が成り立たない羽目に陥りました。新しい技術・製品の普及が人々の時間の使い方を変えてしまいます。テレビゲームはウォークマンはビデオやDVDはどうでしょうか?インターネットは? 話がそれてしまいました。 私に限らず、今、フィルムカメラで写真を撮りだした人って、多いと思うんですね。若い人を中心にトイカメラが流行っているのは、アートっぽい写真が撮れるからって事でしょう。(それも、デジカメの性能が良くなった事や、携帯が普及した事で写真を撮る或いはそれを人に見せる機会が増えた事と無関係とは思えません。かつてのぷりくらブームも関係していると思います。) 私はおじさんですから、女の子を出来ませんので、代わりに少年してしまいました。つまり、この玩具でどうやったらまともに写真が撮れるのか、科学のココロで工夫してしまった訳です。(「貧乏オタじじぃな日々」とも云えます) お蔭さまで、今では、α5xiでもちゃんときれいな写真が撮れるようになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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