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カテゴリ:天津留学(~2005.8)
HSKの成績がいつ出るのか、南開大学に電話して聞いてみた。見知らぬ中国の人に中国語で電話するのが初めて。仕事始めに「じゃあ、お客さんに電話してみて」と言われたときの緊張に似ている。
1度目は一応会話のやり取りはしたのだけれど、中身がすぽんと抜けていて、聞いてないのと同じ状態。このままじゃやばかろうと思って2度電話。結局分かったのは「まだ成績が学校には届いていない」「そのうち出るからまた聞いて」ということ…。月末には確実に出ているのだろうけど。 書道の授業は今日で最後。もう一週あるかもと思っていたけれどおしまい。でもいつもと同じようにのんびり先生を話をしながら字を書くスタイルは変わらず。先生はロシア語をマスターしているので、同学がどうすれば外国語をマスターできるのか聞いていた。 先生が高校生の頃は1959年で、その頃2年間、ハルピンのロシア人のところで住んでいたらしい。大学の専攻もロシア語を選択、でもすでに基本的な会話や文法は理解していたので何もしなくても良い成績が取れたという。そういう話を鼻につかない程度の得意げな様子で話してくれる。 書道の時間の前はよく日本で地震が起こっていて、毎回「日本はそんなに揺れるのか」「怖くないのか」「年に何回揺れるのか」みたいな話になる。今日もそうだった。あと「日本人は慣れっこだな」「政府は何もしないのか」「予報はできないのか」などなど。毎回みんなで答える。よっぽど不思議なんだろうな、ちょくちょく地面が揺れるというのが。 夕方1時間昼寝。暑さで疲れるせいか、吸い込まれるように眠れる。今日は最高気温34度ほど、木曜日の予想が39度らしい。最近は雨も多いので湿気っている。日本の夏と同じように蒸し暑い。もっと乾燥していると思ったのにな。 大連に旅行に行った同学が「道にゴミが落ちてない」「程よく湿気があって肌とか髪の状態が全然違う」「酔っぱらった日本のサラリーマンがたくさんいた」などなどいろいろ教えてくれる。その代わり物価は少し高め、みんなきれいだけれど、天津のような人なつっこい感じともまた違うらしい。 夕方は日本人同学と火鍋。近所に「小肥羊」という店があるのだけれど(これも実は本物ではないと言う話も)、ちょっと歩いたところに「小小肥羊」というもう少し安く食べられるお店がある。ちなみに「小肥羊」とは何の関係もないらしい。 2人でジュース、肉、野菜、豆腐、キノコ、麺などを頼んで合計50元弱。お腹いっぱいになったので安い方だと思う。 帰りにダイエーで買い物。日々の食品を買う。おつりで5角を期待するけれど手に入らず。最近はバスにたくさん乗るので、5角が貴重。手持ちがないときは「分」をかき集めてじゃらじゃら料金箱に入れる。その「分」も残りが少なくなってきたからなあ。こんなところで小銭が使えるようになるとは思わなかった。あー面倒くさい。 戻って映画「力道山」を見る。主演は韓国の俳優さんで、周りを藤竜也、中谷美紀、萩原聖人が固める。全編標準で韓国語の字幕付き、台詞は大部分が日本語、主演の俳優さんも頑張って日本語を話している。韓国語の会話部分は中国語の字幕を頼りに見る。 力道山は華やかな場面しか知らないので、力士時代の苦労や、プロレスの第一線に立ち続けたいと思うがために敵を増やしていくような状態は初めて知った。リアルタイムの力道山を知っている人が見たらまた違う見方ができるのかもしれない。最後の刺客というかチンピラ役に山本太郎。うまいねえ、何をやっても。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月21日 01時04分20秒
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