日々のはなし＜別宅＞

自分のパソコンに入っている曲から「起きる曲」を選んでリストを作って、それを流してみたら効果が大。聴いたことで今まで忘れてたいい気分（日本で感じていた、いい気分）を思い出す。たかが音楽、されど音楽。

総合の授業は出ずに、部屋でゆっくりめに起きて、少し部屋を掃除したりして、それから昼の家庭教師分の予習。練習問題で指定された言葉を使って文章を作れというのがある。昔から苦手で、毎回先生に「これはそういう意味のことを言いたいんじゃないのよ」と口を酸っぱくして言われてた。最近は作っても意外と好評で嬉しい。間違えるときは救いようのない間違いをしでかすけど。１０問作って「前の６問は自分が作ったのよりいいかも。でも後の４問が完全に間違っている」とのこと。１か０か。

戻ってきて、どうにもやる気が起きない。追われている感じがちょっと気詰まり。なら追いつかれないようにやればいいのだけれど、全く体が動かない。椅子に座ってぼーっと暖房器具の熱気を感じていたり。

でも６時からもう一つの家庭教師の学生さんの分がある。口語の教科書を使って、予習をする。予習と言っても一度授業でやったはずなのに理解していないことが多い。

約束通り６時に始めた。直前まで「今日はやめようかやめようか」と思っていた。でも始まったらそれなりに背筋が伸びる。疲れていても営業に出たら笑顔でお客さんに会わないといけないときの無理とちょっと似ている。

やっていることは基本的に好きなことだし、説明してもらって分かってくると楽しくなる。相声の課で、一度４ページ以上ある文を声に出して読んで、１行ずつ潰して解説してもらう。案の定、授業では知っておいた方がいい口語表現や成語はすっ飛ばしていたのが分かったし、ややこしい言い回しが何を表しているのかもやっと分かった。１時間半だけれど学生さんの好意で相声の最後まで一気に説明してもらう。２時間半使った。でもどんな話か、どうしてこう言うのか、はっきりしたので疲れはしなかった。ありがとうございますm(__)m

なんで変な焦燥感があるのか考えてみると、やっぱりＨＳＫがあるからだと思う。試験があるのが分かっているのにそれに対してあまり勉強していないのを自分で知っている。でも違う角度から見てみると、授業には出ていないけれど教科書を丁寧にやっているし、決まった時間に中国の人と交流するようになったので聞く量も前よりは増えている。その中で新しいことを知る機会だって増えている。無駄ではない。ＨＳＫ抜きに考えれば結構やってるんじゃないか。身についたかは別としても。

一方でそう考えて、でもまた一方でＨＳＫを考える。早く終わってほしい。でも早く試験日が来ると間に合わない。同学が「日本でも受ければいいじゃん」と言って「確かにそうだよな」とも思う。別に今回必ず通らないといけないわけではないし。でもそう考えると絶対楽な方にいくからな。うーん、難しい。