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カテゴリ:批評
遅い出勤なのをいいことにベットでゴロゴロしてたら、警察犬に追われる夢をみて、目覚めの不快なことこの上なし。やはり二度寝は精神の健康に良くないね。
私が思うに、小坂俊史と重野なおきはみずしな孝之の弟だ。作品の持つパワーのベクトルはちがう方向を向いているように見えるが、小坂俊史は「ヘタレ」キャラを極める方向に、重野なおきは「過剰」キャラのテンションの高さに、それぞれみずしな孝之の4コマまんが観の影響があるように思う。 で、小坂俊史なのだが、まんがくらぶオリジナル連載の「月刊フリップ編集日記」は、連載がはじまったときは、あー内輪ネタっすか、と思ったものだが(悪いといっているのではなくて、バックステージものは絶対に面白いから、手を出しがちという意味で。演劇然り、映画然り。まんがなら『編集王』っすか。)、内輪ネタどころじゃないよ。こんなダメなまんが編集は絶対いない!と言い切りたいようなヘタレぶりで、わが道を行っている。さすが悪徳先生しか出てこない「せんせいになれません」の作者だけのことはある。よって、この「月刊フリップ・・・」をまんが界のバックステージものと分類してはいけません。 しかし、この「月刊フリップ」って、いったいどんなまんが雑誌なんだよ。少女漫画も、少年誌風のも、混在してて、誰が買うんだこんな雑誌、って、そう思わせるのも、小坂俊史の狙いなのか、やっぱり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年08月21日 12時19分46秒
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