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カテゴリ:批評
演劇公演「数神」(inner child 中野ポケット)を観る。
デジタルと陰陽と男女関係の世界を殷周時代の活劇としてみせるチカラワザな内容。エンターテイメントを免罪符に語ることを放棄する芝居が多い中、観る者に挑発的な姿勢は買い。できれば素材をあえて殺して「隠し味」にする勇気と器用さもほしい。つめこみすぎ&詩的表現のしつこさという印象はぬぐえない。 もともとは出演者三宅法仁氏にチケットを買わされたのが観るきっかけである。つい出番と活躍を期待してしまった。目立つのは難しい。主役であってもだ。サッカーチームがそうであるように、めだとうとすればバランスが崩れる。かといって流れを壊さないようにすれば自分が埋もれる>がんばれ、ミヤケ。 客席の若さに自分の歳を知る。同世代はどこ?仕事?(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年08月15日 12時55分19秒
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