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カテゴリ:仕事
得意先に持ち込むものがあって午前中外出。
「急ぎなんでおねがいします!」と電話ごしで低姿勢だったわりには出発がかなり遅くなったなあすまんすまんと思ってたら運良くその先の関連業者がいあわせる。おたがいムダな時間がなく打ち合わせ。ラッキー。という仕事上のプチハッピーはともかく。 なんとその業者さんは若い女のひとだったのです 「奥様は魔女」風にナレーションが脳内をかけめぐる。いつも町工場でどっかの寒い国の独裁者みたいなおっさんを相手にしているのでかなり違和感。 腕には松雪泰子が宣伝していた時計。洗練されたスーツ。さらさらの髪。おそらく自分より若い年齢。てきぱきと打ち合わせをこなしていく姿勢。的をはずさない質問。いやあ珍しいモンみたわーとしばしながめる。おっさんしかいない業界だ。女性がいたとしてもなぜかアシスト役であんまり権限が与えられてなかったりもする。たいへんだろうなあと尊敬。 同時に、きっと私のような珍しいモンみる目に日常さらされてるんだろうなあとも気遣う。気遣っている時点で視点はかなり差別的なんだろうけど。 だってしょうがないじゃん珍しいモンは珍しいし。 よく日本の女性は優秀だという。たぶんこういう「目」と闘っているからではないだろうか。同じ能力を発揮しても性差で認めてもらえない。なんとかポジションを確保しようとすれば自然と磨かれていくモノがあるだろう。海外で活躍する日本人選手のメンタリティに似たものがある、といったらおおげさだろうか。毎日がアウェーゲームか。きつそうだ。 まあダメなヤツに性別国境年齢人種宗教はないんだけど(←できるヤツもそうか)。アホのグローバル化。スケールでかいんだか小さいんだか。 そんな洗練された業者さん♀。なのに営業車をみたら エンジン音バリバリ 窓にはスモークガラス ・・・ま、今後とも夜露死苦。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年06月18日 00時43分33秒
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