|
カテゴリ:家庭
岡村靖幸クスリで逮捕。かなりの衝撃。いま考えればなんで思い付かなかったんだろう。オレ内「ジャンキー芸能人候補リスト」にいれてなかった不思議。いかにもやってそうなのになー。
それはさておき。 焼酎をもって実家へ。タンスの引っ越しのためである。 ローカル線の中で松尾スズキ「ギリギリデイズ」(文春文庫)を読む。ぐだぐだな日常と過剰な観察眼。漏れてるかんじの言語感覚。おもしれー。だめだだめだと連発しているが濃密なクリエーターの日々が伝わってくる。年齢なりのくたびれ加減がいい。創作とは若さじゃなくて柔らかだ。 父に車で迎えにきてもらいそのまま作業にかかる。着物がつまった引き出しをひっぱりだして積む。軽くなった本体をふたりで移動。掃除機かけたりして20分ほどで完了。 シャワーを浴びて昼食。ビールが美味い。南蛮漬と刺身をつつく。 母の筝の弟子の噂。整体師になった弟子が私の写真をみて「肩をもっとまわして柔らかくしたほうがいいですよ」といっていたらしい。母もその弟子にずっとやってもらっているので軽い体操を教えてもらう。いてえ。でも気持ちいい。参考にします。 ぶっちゃけトークをきかされる。「先生(母)ぐらい重症になったらしょうがないですけどだいたいのお客さんはうちにくるのはただの手抜きですねー。ストレッチで十分治ります。ま、飯のタネなんですけど」といっていたとか。うわー。あいかわらず直球でいい性格。客もつくはずだ。 写真とおかずをもらって帰宅。 途中本屋で笹生陽子「楽園のつくりかた」(角川文庫)、真刈信二&赤名修「勇午LA編」(講談社漫画文庫)を購入。車内で読む。 前者傑作。家庭の事情で田舎暮らしを余儀なくされた少年のとほほな日常。辛口でいい。重松清ほど重くなくて読みやすい。素直に主人公を応援したくなる。本人だけがオトナとして世の中をわかっているという思い込みと現実のイタイギャップもまたせつない。 後者はめずらしく世界情勢にリンクしないツクリ。ズドンと落ちるラスト。エグいけど満足。 ところで買った本屋のPOPが直球で笑った。「浅田次郎はおもしろい!」まんまじゃないか。まあ好きな作家だからいいんだけどね。 車内でサザエさんの終わりの歌で子供をあやす親子をみかける。なんだそのセンス?←グッドだよ。たしかにモータウンサウンドだしな。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月18日 09時38分37秒
|