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カテゴリ:おたく
昼、J-WAVEで千葉大樹さんが食欲をそそる映画の演出手法について語っているのを聴く。うなずくものあり。
チャン・イーモウは大量の湯気という視覚表現、アン・リーは包丁の音や油の揚がる音など聴覚刺激でそれを表現する。つまりそれらは食べる瞬間そのものよりも待たせる間のドキドキ感を煽る演出である。また伊丹十三は食べる音で男女関係を表し、森田芳光は心理的な小道具、伏線として食の場面をつかう・・・とまあこんな内容であった。 食と官能性のこだわりは小説家にかぎらないようだ。 夕方本屋でスポーツ雑誌「VS」を「ドーハの悲劇」ネタに釣られて購入。いつも読み応えのある雑誌だが今回ふみこめてない。結局選手がなんらかのかたちで現場にいて完全に総括できていないようだ。ただゴン中山のインタビューは面白かった。熱いキャラとはべつに距離をとり冷静に語る部分をひきだしているインタビュー。ぐっじょぶ。 「全日本プロレス代表取締役社長武藤敬司」(扶桑社SPA!文庫)も買う。SPA!の連載の文庫化。経営と現実でもがくかんじが面白い。 本を抱えて帰り道電車に乗る。ベビーカー(赤ん坊入り)とおかあさんが車両の真ん中にたっていて困惑。ふつうならよけるのだが満員電車で身動きがとれず。わたしのひざの裏ににベビーカーがつきささる。たためよ。というにはコドモ小さいし&寝てるし。 見かねて近くのヒトが席をゆずるも(いいひとだ)お母さん遠慮して「いいです」って。あんたがいいひとなのはわかったけどあんたはよくてもまわりは(もとい私は)よくないよ。ともいえずしばらく痛みにたえる私。ああオレもいいひと。 まずそんな時間に乗るなよ。というのはともかく、ただしいベビーカーの扱い方ってどうすりゃいいのだろう。注意するにも注意する具体例がなくてしばらく沈黙。持ち上げて網棚にのせてやればいいのか(虐待だって)? 困ったもんだ。(♂) 本日の走行記録:5キロ27分@皇居→合計25キロ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月16日 00時29分45秒
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