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カテゴリ:家庭
帰宅すると眠らないムスメがぐずって泣き喚いているのでとめる妻を振り切って足首をつかんでジャイアントスイングをきめる。馳浩もびっくりだ。23回転でやめておく。
・・・という「血と骨」のビートたけしのようなことはせず(←そんなシーンはない。あくまで妄想)、とりあえず抱き上げる。とたんにおとなしくなる。 思わずGOD HAND!と自画自賛←アホだ。原因はオムツであった。早急にとりかえる。 ジャイアントスイングはともかく。どうやったらあんなにちっちゃいか弱い生き物にそんな暴挙ができようか、いやできはしない。だいいちそんなことをやったら各方面から同じ仕打ちを受けるだろう。 ジャイアントスイングをされる30代の男。どんな気分だ? ゲンキン。それは赤ん坊のためにあることばだ。かまえばとたんに笑う。いままで泣いていたのをころりと忘れて笑う。私の兄は「泣いたカラスがもう笑った~」というからかいことばをよくつかっていたが。これもいまや死語だらう←旧かなづかいはかっこいいのでちょっとやってみた。RESPECT丸谷才一。 おとなしくなったところで夕食。 こちらは食事は終わったがまだぐずる。天気が悪いせいもあるだろう。今度は抱き上げて歌う。「ラララ雑巾~ラララ雑巾~♪ぞーきんをぬいましょう♪」という例のヤツだ。ほんとはベビーマッサージでつかうのだが、メロディがやさしいのでつかいながらゆらす。ゆらしながら目をみる。じっとみかえしてくる。さらに目をみる。みかえしてくる。 かえって興奮させているのか。 まだ眠らないので今度は柵をおろしたままベッドにねかす。軽く布団をかける。離れると騒ぎそうなので目をみながら体を軽く触る。すこしずつまばたきが増えていくので電気を消して呼吸をあわせる。全部布団をかける。 目をあわせつつ今度はこちらが眠りそうになっているふりをする。同じ動物なら眠ろうとしているモノの邪魔はすまい。という勝手な推理によるものだ。むこうはだんだん瞼が重くなっているようだが、こちらが逃げないか監視するために(?)ぱちくりやっているのでさらに寝たふりをする。 顔がすこしずつ上をむいていく。呼吸も一定になる。静かに柵をあげる。おやすみムスメよ。いい夢を。 ・・・静かに忍び足で離れるときの気持ちがなにかに似ていると思ったらジェンガ、または砂山の棒倒しであった。そーっ、どきっ。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月02日 00時57分03秒
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