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カテゴリ:仕事
役職についている先輩Kに近々会議の召集がかかっているらしい。社長お御自ら、管理職ではない現場レベルの会社への意見を忌憚なく聞きたい旨。
「あれいったらいいんじゃないすかー」「あれはどうかねー」とテキトーにだらだら喋る。もともと話をふられたらひとこというほうなのでなんか言って帰ってくるだろう。 「忌憚なく」というならカンビールでもだせばいいのに。硬い空気もほぐれるだろう。ほぐれすぎるほうに3000点賭けるが。 この手の企画を経営者は(一般論にしてしまえ)好むが、効果があるとは思えない。多くの場合社長は直接聞いたことに満足してしまうだろう。「オレは現場まで目が行き届いている」と勘違いしてしまう。聞かれた側はどうしてもビビっているのだ。それがわからない。 それよりは新入社員に会社のヘンなところのレポートを書かせたほうがよっぽどいい。なんもわかってないからヘンなところはすぐに目に付くだろう。仕事をまだ与えられていない状況でずばずば指摘するだろう。自分のもつ会社のイメージとのずれ。現実を知らないからこそ理想を自由に語れるはずだ。 正直、自分がいまだに会社の問題点として指摘する内容は以前一瞬勤めた会社でうるさくいわれたことそのまんまである。どんな規模であれ、結局守るべき基本はいっしょなのだ。否、基本の遵守度が高いかどうかがたぶん会社の質を左右するのだろう。 仮にその指摘を有効活用しなかったとしても日々に疲れ垢がついてきた社員にあるタイミングであらためて読ませるといい。初心にかえれるのではないか。 王様は裸だ、と叫んだのはコドモだ。服がヘンですね、とやんわりいうオトナより容赦のないコドモを探せ社長。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月07日 08時14分58秒
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