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カテゴリ:おたく
大学まででているのに、文学体験の貧弱さを恥じることがある。
世間一般で10代に読んでおかなければいけないとされているものを読まないまま大きくなってしまった、と思いつつ。ずるずると軽い本を読んでいる。本好きと自称するのはほんとうは恥ずかしい。まだ赤川次郎を全部読んでいる、というヤツのほうが筋が通っている←そうか? 今日、石川啄木のベストみたいな本をもらってぱらぱらと読んだ。 ダメ人間の呟きがつまっていた。面白い。現代的だ。教科書的な表現でいくと「みずみずしい感性」とかいうありがち表現でまとめるのだろうが。これってダメ人間じゃん、という乱暴なまとめもどうかと思うけど、少なくとも超える壁は低いだろう。 日常でみもふたもない情報整理をするうえで、こういうアホっぽい言い方をわざとする。 たとえば、ゴッホのひまわりを「キチ●イの絵だろうこれ?」とか、シェイクスピアを「これって吉本新喜劇だよ」とか。頭の悪い言い方ではあるが。 接点はそういう下世話なところからでいい。接点をもったうえでどう接するか。もっと奥へすすむのか。一点突破。集中。展開?まだまだ自分の知らない食わず嫌いの世界がある。いまからでも遅くない。本好きをあらためて自称するのも。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月31日 02時35分44秒
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