カテゴリ:哲学
ワタミの社長の本を読んでいたら、某浦安鼠島のキャスト(ようするに鼠やら黄熊やら着ぐるみのアレ)の話がでていた。
数あるバイトの中でも人気の「キャスト」だが、経験者が有利かというとそうではなくて、必ずオークションを受けさせられるらしい。そしてかなりの確率で落ちるという。 落とされるときにいわれるのが、「君には慣れがある」という指摘だそうだ。 この視点は新鮮だ。本来の発想ならばなにかと熟練したものがよいとされる。しかしかれらが扱うのは遊戯空間だ。リピーターを呼ぶ新鮮な娯楽を提供つづけるために多少のぎこちなさは目をつむり、慣れてない緊張感を維持しようとする。そのためにリセットのデメリットを怖がらない提供者の姿勢が凄い。 「台詞から入って、台詞からでるべき」演劇論としても理にかなっているが、組織論として考えていい話である。 だからヒトをくれ社長。←昨日の会議で自分の課を増員する案がボツになったらしい。いれるいれるといいつづけては動きないのってどうなのよ。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月16日 00時00分42秒
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